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ロシア紅茶の謎 (講談社ノベルス アL- 3)

ロシア紅茶の謎 (講談社ノベルス アL- 3)

ロシア紅茶の謎 (講談社ノベルス アL- 3)

作家
有栖川有栖
出版社
講談社
発売日
1994-08-01
ISBN
9784061817883
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ロシア紅茶の謎 (講談社ノベルス アL- 3) / 感想・レビュー

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まる

火村先生、本当にアリスを連れて行かない時もちゃんとあるんですね。何だかんだでいつも呼び出すんじゃないかと思っていました(笑)短編だと人間関係やら何やらがあっさりしていて、それはそれで良いですね。すっきりした雰囲気です。どれも謎解き要素が強くて面白かったです。解けませんけどね!(笑)答えが出てから、身近にある駅名を考えてみたり、自分の寝相がどう見えるか想像してみたり、楽しめました。ただ、物足りなさはどうしても感じてしまいます。短編はたまに軽い気持ちで読むのは良いけど、長編も読みたいなあ。

2016/01/14

yumiDON

どの短編も面白く読めました。さらさらと文字が流れていくように物語が展開し1話を読み終えるのが早かった。シチュエーションが面白いのが好きなので、推理ゲームの舞台で起こる事件を書いた「八角形の罠」はワクワクしながら読んだ。「動物園の暗号」もかなり面白かったし、乱歩ネタの「屋根裏の散歩者」も原作を読んでいるとニヤニヤしながら楽しめる。

2016/06/30

Kiyoshi Utsugi

・動物園の暗号 ・屋根裏の散歩者 ・赤い稲妻 ・ルーンの導き ・ロシア紅茶の謎 ・八角形の罠 の6編が収録されています。 本の題名にもなっている「ロシア紅茶の謎」は、新進作詞家の奥村丈二が友人を神戸の自宅に集めて開いた年忘れパーティーのさなかに青酸カリを飲まされて毒殺されるというもの。ただ、どのようにして毒を盛ったのかが分からず、これを火村英生が解き明かすというもの。短編だと、短すぎてなるほどっていうのはさすがになかったのですが、若い二人の活躍を見て取れるところがよかったりします。

2022/07/07

assam2005

国名シリーズ第1巻。去年、館シリーズ制覇したので今回はこちらをいってみようかな。火村・有栖コンビが推理する短編6編。短編かぁ~と思っていたところに、ラストは「読者への挑戦」と事件のあった建物の平面図付き。ああ、これ弱いのよ…。しかも全く犯人手法も思い付かない。簡単に解けたら火村先生の助手くらいにはなれるだろうか。6編中、解けたのは「屋根裏の散歩者」でした。ああ、よりによってコレ?!私、こんな趣味はないのだけど。1994年発行なので何となく現場の空気は古く感じるが、火村・有栖コンビは古く感じないのが不思議。

2019/01/07

みやび

再読ではあるけれど、かなり以前に読んだきりなので初読と変わらず。短編だから多少の物足りなさは感じるものの、全体的には楽しく読めた。久しぶりの火村&アリスのコンビのかけ合いが心地良い。「八角形の罠」は短編ながら読者への挑戦状も用意されていて面白かった。トリックなどに無理があるのは仕方ないかな。久々なので、この国名シリーズも改めて読んでいこうと思う。

2022/03/18

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