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完全無欠の名探偵 (講談社ノベルス ニG- 2)

完全無欠の名探偵 (講談社ノベルス ニG- 2)

完全無欠の名探偵 (講談社ノベルス ニG- 2)

作家
西澤保彦
出版社
講談社
発売日
1995-06-01
ISBN
9784061818477
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完全無欠の名探偵 (講談社ノベルス ニG- 2) / 感想・レビュー

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雪紫

「ワトソン力」を借りたら思い出したので再読。山添みはる。名前に似合わず大男な彼には《接した人間の推理力を高め、過去のひっかかりを解決させる能力》があった。そんな彼の許には、過去にひっかかりを覚えた人間が次々と・・・。かなり昔の再読だけど、真相の大半忘れてなかったわ。・・・だって、それぞれのエピソードと事件の繋がりが凄いんだもん(しかもそれすら・・・)。この次が「七回死んだ男」だし西澤さん、初期から自分の作風確立させてたんだなぁ・・・。

2021/04/18

calaf

完全無欠の名探偵...確かに (笑) でもその能力の本当の根源は、りん?しかも本人たちはそういう事を自覚していない...それが「完全無欠」に繋がるのですが (ややこしい)

2014/06/01

ふじさん

西澤保彦マラソン二作目。些か過剰な程のアイディアを出し惜しみせずに詰め込んだ、これまた労作。無自覚の内に取っ掛かりとなる言葉を投げかけ、不審を抱えていた当事者達におのずから謎を解かせてしまう「完全無欠の名探偵」の造形は、まさしく看板に偽りなし。本格ミステリとしてはそれだけで充分批評性があるにも関わらず、更にまた別の超能力まで持ち込んで、全体を一段大きな物語へと昇華させる剛腕振りに痺れた。人物名が把握し切れず混乱した箇所もあったが、幾つもの謎解きを連鎖させる手際もデビュー作以上に洗練された、まずまずの良作。

2016/11/21

すえこ先生。

土佐弁に慣れるまでがしんどかったっ。ヽ(;´Д`)ノSFっぽい部分や読めない苗字とかがあって、頭がやや混乱。ヽ(;´Д`)ノしかし、全て回収してしまうところは流石です。ヽ(・∀・)ノ‥‥最後の最後でちょっと背筋が凍りました。

2012/12/04

陽介@中四国読メの会参加中

再読。著者の初期の作品ですがこの頃から人間の何とも言えない悪意を描いていたんだなぁと改めて驚かされます。みはるのキャラが救いとなってますね。クライマックスに収束していく一つ一つの事件が細かすぎる気がしますが、再読して再度繋がり確認する読み方するにはうってつけかと。

2012/05/10

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