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七回死んだ男 (講談社ノベルス ニG- 3)

七回死んだ男 (講談社ノベルス ニG- 3)

七回死んだ男 (講談社ノベルス ニG- 3)

作家
西澤保彦
出版社
講談社
発売日
1995-10-01
ISBN
9784061818798
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七回死んだ男 (講談社ノベルス ニG- 3) / 感想・レビュー

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Yuna Ioki☆

589-190-10 西澤保彦作品初読み。反復が八回で都合九回同じことが繰り返されるのに七回死んだというタイトルの意味がラストになるまでわかりませんでした^_^;反復作用を経験したことのない人に解説されてるし(笑)

2014/06/12

とも

★★SF新本格というSF的要素を取り入れた、本格推理小説のジャンルの様である。確かに主人公があるタイミングになると、9回も同じ1日が繰り返が、主人公の記憶に残る。そうして最終回が正規の回として、次の日に繋がる。そういうストーリーの突飛に起因のかもしれないが、とにかく読みづらいのである。それといい加減にしつこくて飽きてくる。9回も繰り返される1日のなかで、少しずつ変化が生じてはいるもののといえ、あからさまな作家の手抜きか能力か。というわけで、非常に駄作であり、期待していた分 残念な1冊であった。

2016/04/23

ゆきちん

初読みさん。SFミステリー。24時間を9回繰り返す。という“体質”の高校一年生の久太郎。後継者決定でモメる一族の新年1月2日、祖父が遺体で発見される。後継者は決まらないまま。そしてその日がループ。久太郎は何とか祖父が死なないように調整しようとするが上手くいかない。…ループ物ミステリー。どう決着するのかと思ったら、そう?そう!スッキリするしちょっとびっくりしたし、うん、楽しめました。文体はコミカルで読みやすい。けど登場人物の名前が凝りすぎで読みにく〜い。

2016/10/14

ばんだねいっぺい

 これは、大当たり。シンプルな盲点だったからこそ、大分、驚いた。ユーモラスな文体が好みだ。そうか、ビル・マーレイかー。あの映画を見直してみたい衝動に駈られるなぁ。

2020/01/05

J7(読メ低浮上中)

名作として名が挙がるのを見かけて、常々読んでみたいと手に取った一冊。実際読んで"七回死んだ"とはなるほどこういうことか、と納得。確かにこれは面白い。このスタイル、今ではラノベやアニメではすっかり定番の設定になりましたが、まだこのころは本格ミステリに応用するなんて斬新だったのかな?年数が経っても名作と語り継がれるのは、この主人公の能力がいかに、人間にとって普遍的な魅力を持っているか、ということの証のような気がします。ストーリー以外では舞台となった跡目争いのリアリティがあったなとか。硬すぎない文章もよかった。

2017/02/20

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