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19ボックス: 新みすてり創世記 (講談社ノベルス セA- 3)

19ボックス: 新みすてり創世記 (講談社ノベルス セA- 3)

19ボックス: 新みすてり創世記 (講談社ノベルス セA- 3)

作家
清涼院流水
出版社
講談社
発売日
1997-07-01
ISBN
9784061819672
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19ボックス: 新みすてり創世記 (講談社ノベルス セA- 3) / 感想・レビュー

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雪紫

再読。コース試してみようかと思って試したけど、やっぱり順番通りに読んだ方が良いと思ったのでリクエストA『一般的読者コース』で。 「カウントダウン50」と「木村間の犯罪」はやっぱり楽しいし・・・やっぱり「切腹探偵」で〆る方が御伽の国の華詩的に綺麗にまとまってる気がする(しかし、「カーニバル」の一部短編読み返したけど、「木村間」といい、流水さんまともなミステリも書こうとすれば書けるんだよな。まあ、そうしないだけで)。

2023/10/19

ちくわ

19ボックス/清涼院流水 読みました!!26通りの読み方があり、結末が変わると言うが...確かにこれは複数回読まないと結末が変わってるのか判断できない。4つの短編を読むと1つの長編が浮かび上がるのはわかるけど、お互いがどの次元で結び付いてるのかが非常に曖昧である。それが、流水らしさでもあるのだけども。アナグラムや言葉遊びも今回も健在で、非常にエンタメ性に優れた小説。いや、大説か。一番初めに読んだ「木村間の犯罪×Ⅱ」すげえミステリしてたんだけど。しかも結構レベル高いような...

2017/07/02

年中古本派・文花

約20年ぶりの再読。流水にしては、珍しく、ミステリしてたw順番に読んでから、「華詩」の9を読みかえして、納得。んで、本当の最終章の「木村」のエピローグを読み返して、やっと読了。流水の作品としては、珍しく、中だるみせずに読めましたw

2018/03/31

雪紫

再読につきリクエストJ『本格推理物語ファンコース』で読了。「切腹探偵」が最後に来る以上、マルチにはならない気がする・・・(強いて言えば他の話が「林洋子」作品として架空になる点?)。流水さんはこれをそのまま文庫にすべきだったと思う。そういや、なかがきの小説達、コズミックの文庫でカットされた溜水作品リストだよね(初読時はカタストロフィは「カーニバル」のつもりかと思ってたけど)! 面白かったのは変わらず「カウントダウン50」と「木村間の犯罪」。

2019/04/20

マヌヌ2号

コンパクト版流水作品。何だかんだぼくは流水の伏線回収のし方が好きだと改めて実感しました。いやまぁちょくちょくついて行けないし「は?」ってなることも多いけれど。それでもこんだけ繋げられるよなぁと感心してしまう。各話についても、ややダルいパートはあるものの面白い。特に話に聞いてた「木村間の犯罪×Ⅱ」は犯人当ての秀作だった。ただ、これは『カーニバル』でも思ったのだけど、読者を啓蒙しようとしているのか、ただ毒者に中指突き立ててるのかよく分からん挑発みたいなパートはノイズに感じる。小説に対して真面目すぎるのでは……

2019/05/05

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