まどろみ消去 (講談社ノベルス モF- 6)
まどろみ消去 (講談社ノベルス モF- 6) / 感想・レビュー
ばりぼー
「理系ミステリ」と聞いていたので読まず嫌いのままでしたが、森博嗣初挑戦!「誰もいなくなった」大学のミステリィ研究会の企画で、三十人のインディアンが焚火の周りを踊っているのを離れたマンションの屋上から目撃するが、現場に戻って見るとそこには誰もいない…確かに「大したトリックじゃない」んですけど、面白いと思いますよ、「死因はじゃんけん」とか(笑)。S&Mシリーズがこの延長なら長編にもアタックしてみたい。「彼女の迷宮」是非増毛殺人事件の合理的な解決を示して下さい(笑)。冒頭の「虚空の黙祷者」もナイスでした。
2015/01/17
星群
タイトルに『まどろみ』とあるように、全体的にゆらゆらした、つかみ所がないように感じた。でも、油断してると足を引っ張られ転ばされる。そして『やられたー!』と叫ぶ。お気に入りは『誰もいなくなった』『真夜中の悲鳴』『彼女の迷宮』。今回は、萌絵ちゃんと犀川先生の話が少なくてちょっと淋しい。
2012/03/12
赤字
図。短編集。『誰もいなくなった』にニヤニヤしてしまう。犀川先生はいつもあぁいう感じなんだと感じさせるような。短編達それぞれにはあまり興味が持てなかったなぁ。一番最初の以外には。
2010/12/05
tokkun1002
短編集1冊目。1997年。S&Mのスピンオフも2作収録。萌絵大学1年の時期。「ミステリィ対戦の前夜」「誰もいなくなった」それ以下の短編も小話の様なものもあり面白い。スバル氏はなかなか微笑ましいね。
2017/05/21
那由多
全編書き下ろし短編集。S&Mシリーズもあるけれど犀川先生は少ししか出てこない。
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