不思議町惨丁目 (講談社ノベルス ツA- 7)
不思議町惨丁目 (講談社ノベルス ツA- 7) / 感想・レビュー
雪紫
閑古鳥が鳴く藤樹町三丁目の商店街。乗客を後に残して消えたバス。憧れの人に起きたレイプ。衆人環視な展望台の密室。暗闇の首吊り。様々な事件が起きる中嘘発見器な能力に目覚めた女性が謎に挑む。表紙の雰囲気と違ってホラーはなし。容疑者との応答に本当か嘘かで論破するのは盛り上がるけど・・・現代の嘘見破り系(嘘つけないルール系の方が正しいか)を読み慣れた身にはもう少し嘘発見器的なことを生かして欲しかった感が・・・。なお、ニッキと和風の巻き菓子に金平糖を散らした星くずは老舗らしいお菓子だな。と思う。
2021/06/10
二分五厘
1998.11.8
堀越 隆史
あらすじに惹かれて読んでみました。 人物描写の濃淡のない数多くの登場人物、メリハリのないストーリー展開、イメージしにくい情景描写。 巻頭の街マップがなければまったくわからないと思います。 直前に良作を読んでいたので、あまりの落差にがっかりしました。 作家によってこうも良し悪しが違うものなのですね。 2/3ほど読んで挫折です。 残念な一冊でした。
2014/07/01
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