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QED百人一首の呪 (講談社ノベルス タS- 1)

QED百人一首の呪 (講談社ノベルス タS- 1)

QED百人一首の呪 (講談社ノベルス タS- 1)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
1998-12-01
ISBN
9784061820449
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QED百人一首の呪 (講談社ノベルス タS- 1) / 感想・レビュー

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takaC

15年ばかり前の30歳の頃に買って読んだ時は好かなかった記憶があったのだけど今読んだら違うかなと思って本棚の奥から引っ張り出してきて再読してみた。百人一首の配列モノは好きなんだけどこの話はやっぱり今一歩的な感じ。残念。

2014/03/04

えみ

この謎、難攻不落!知識なく覚悟もなく気軽にほいほい寄っていくと脳味噌が壊滅状態になる。言葉による呪に、巧みな文字の総攻撃、容赦ないあらゆる分野での知識…それをもって殲滅させられる。高度過ぎる謎解きミステリに正直お手上げ、戦死した。といっても過言じゃない。百人一首に隠された思惑、過去に仕掛けられた見事なカタチが現在の殺人事件を解決へと導いていく。藤原定家、恐るべし。桑原崇、恐るべし。読み終えただけで賢くなったような気がしてしまう難易度。百人一首、その歌の背景や人物を知れば未知の世界へ足を踏みこむ事が出来る。

2021/09/26

とも

★★★☆ミステリー色の濃い歴史ミステリー。テーマは最初から最後まで百人一首の謎に挑む。編者の藤原定家が、なぜ、どのような基準で100首を選定したのか。そこには、おそらく作家が独自でたどり着いた合理的かつ論理的な結末が用意されているが、あまりの鮮やかさにこじつけられた風もなく、事実としか思えなくなっている。歴史を探求する際、現代の感覚や常識にとらわれては、事実にはたどり着けない。視点を柔軟に相対するものに合わせる事、これこそがこの作品で得たものかもしれな。

2017/12/28

急いで突厥

たまたま鎌倉探訪をしていて本文中に出てくる鶴岡八幡宮の大銀杏を見て、おおこれがそうかなんて思いました。百人一首の考察も面白かったです。

2013/06/01

てつ

殺人事件の真相を百人一首の謎解きにからめて解きほぐす。歴史や曼荼羅、薬学漢方など幅広い雑学が作品に深みをもたす。もう少し百人一首に関する造詣が深かったら楽しさも倍増しただろうが、ほとんど知識を持っておらず「申し訳ない」といった感じ。

2016/12/30

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