放浪探偵と七つの殺人 (講談社ノベルス ウC- 6)
放浪探偵と七つの殺人 (講談社ノベルス ウC- 6) / 感想・レビュー
takaC
久しぶりに読んだ信濃譲二の活躍。問題編と解答編の分離構造は袋とじを一度開けてしまったら無意味。
2013/12/05
yupi
7つの短編集。読者に謎解きを、という珍しい趣向。特に自分で推理しようという気にもならなかったので、解答編もすぐ読んでしまいました。ごめんなさい、イマイチでした。
2014/05/25
jima
前半に7つの問題編。後半にそれらの解決編。問題編を全部読んでから解答へということなのだろうが、忘れてしまいそうなので問題編を読んだら、その解答編へと飛びながら読んだ。ページを行ったり来たりが面倒だった
2018/03/25
星群
『昨日の宿題の答えあわせから始めましょう。テキスト147頁を開いて下さい。』構図が、何ともユニークで面白い。元々、一つだった推理小説が、問題編と解答編に分かれている。ただ、犯人達が特に動揺することなく、淡々している様が、何だか怖かった。解答は、問題を読めば解るとあるが、やはり、一筋縄ではいかない。熟慮が必要。『水難の夜』が印象的。
2012/12/22
りんご
せっかくなので今回は本の勧め通りに推理しながら読んだ。読んでいくと問題編をしっかり読めば、解答にできるようにつくられているフェアさに脱帽した。実際、3問程は解答編を読む前に答えが分かった。それでいて盲点をつくような推理もあり、いろいろ考えて楽しみながら読めた。また犯人も動機も方法も明かした上での「何をさしての水難ですか」等、趣向を凝らした出題も面白かった。一番騙されたという感覚と真相が分かった後の快感があったのは『有罪としての不在』。こういう仕掛けの本をまた読んでみたいな。
2021/07/19
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