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殺竜事件: a case of dragonslayer (講談社ノベルス カO- 1)

殺竜事件: a case of dragonslayer (講談社ノベルス カO- 1)

殺竜事件: a case of dragonslayer (講談社ノベルス カO- 1)

作家
上遠野浩平
出版社
講談社
発売日
2000-06-01
ISBN
9784061821354
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ジャンル

殺竜事件: a case of dragonslayer (講談社ノベルス カO- 1) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

再読。ブギーポップとのリンクも示唆されたようなので読んでみた。絶対的な存在である竜が殺された事件を追って、世界を駆け巡る三人の物語。そうか、界面干渉という学問からして、霧間先生の文献が在ってのものなのね。暗殺者が意外とヤられキャラだったのに比べ、マーマジャールの超人ぶりが際立ってたなぁ、サイヤ人みたいでw

2016/11/17

つたもみじ

善悪を超越した存在…不死身の竜。その不死身の筈の竜が殺された。不死身の竜は誰に、どうやって、刺殺されたのか。ファンタジーとミステリの融合。謎を追い、戦地調停士・エド(ED)、風の騎士・ヒース、レーゼ大尉の三人は旅に出る。ミステリ部分でいえば、犯人は最初から…ねえ、という感じなのですが。竜に出会った人を探し各地を巡る旅はスピード感があって面白かった。三人のキャラが立ってて魅力的。ED(マークウィッスル)の過去や、ヒースロゥとの関係とか気になる。あと、戦士・マーマジャールの恰好良さは卑怯レベル。

2016/01/19

ヱロ本Gメン

すごく面白かった。主人公だけでなく小説そのものも仮面を被っている。ミステリーとファンタジィという仮面の下に潜むテーマはピエロのように愚かさを憂い、カルナバルのように愛を嘆く普遍的なものだ。使い古されたエンタメ手法に語り尽くされたテーマ。それでもこの小説に魅了されるのは新しい刺激を感じさせるから。それは小説内で語られる界面干渉を思い起こさせる。語りすぎちゃってる後書もなかなか興味深い。こりゃ続きを読まねばなるまい。

2016/02/06

おすし

竜が殺されていた…誰が何のためにどうやって?というファンタジー世界のミステリ。泥沼化した国家間の戦争を調停する役目の戦地調停士が謎を解く。現実なら脂ぎったオッサンしか出てこなさそうだけど、少年少女っぽさ全開キャラの若者が登場人物といういかにもティーンズな読み物でありまして、ちゅうになBBAが読むにはくすぐった過ぎるんだけどチャッカリ楽しんじゃったw 魔法や呪術がただの不思議能力ではなくて、テクノロジー的な位置づけにある世界観が興味深イイ。ところで“竜”って中表紙のイラストの…?ウワァ。

2023/03/28

ダージリン

「残酷号」まで読んだけど、最初の話をおさらいする(笑)。レーゼが風の騎士とエドに出会い、事件解決のために旅をする・・・結末のインパクトは色褪せない。

2016/10/31

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