スパイダー・ワールド賢者の塔 (講談社ノベルス コK- 1)
スパイダー・ワールド賢者の塔 (講談社ノベルス コK- 1) / 感想・レビュー
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**ネタバレ・クトゥルー**人類がその頂点を追われて久しい25世紀。人類の代わりに頂点に君臨したのは、知性を持ち、心を読む恐るべき"巨大蜘蛛"だった・・・。文明が消失したこの時代では、人類はもはや食糧や奴隷に過ぎないのか!?――さすが、コリン・ウィルソン!人類が食糧兼奴隷に成下がった世界を見事に描き切っている。虫嫌いの方には地獄以外の何物でもないですが、『アリの幼虫を捕獲し自分らを親と認識させて、土木作業させたり食料を運搬させたり』と実際の昆虫の習性を調査し活用する徹底さには脱帽!超シビアサバイバルSF!
2012/08/16
Zen-zen
テレパシーを操る蜘蛛に人類が支配される未来の地球、心の力に目覚めた少年の冒険を描く。ジュヴナイルだけどいかにもウィルソン的。設定が割と雑なのが(「昆虫が巨大化した場合、自分の体を支えられるのか」や、超強力なビーム銃が突然出てくるところとか)SFファンに評価されてない所以か。
2015/02/18
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