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硝子細工のマトリョーシカ (講談社ノベルス クM- 3)

硝子細工のマトリョーシカ (講談社ノベルス クM- 3)

硝子細工のマトリョーシカ (講談社ノベルス クM- 3)

作家
黒田研二
出版社
講談社
発売日
2001-07-01
ISBN
9784061821934
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硝子細工のマトリョーシカ (講談社ノベルス クM- 3) / 感想・レビュー

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coco夏ko10角

生放送のテレビドラマ・マトリョーシカの本番中に次々と事件が!自分の頭では後半ちょっと状況整理大変だったけど(汗、上位ランクインも納得のトリックでした。

2017/01/13

CCC

この題材で大技使わず突拍子もない事せずに、普通にドラマミステリーやってるとは思わなかった。タイトル絶妙。工芸品的な美しさは確かにあったと思います。

2014/01/09

調布ヶ丘ダンスダンスレボリューション

劇中劇の利用し、更にその劇中劇の中に劇を入れることで、マトリョーシカのような複層構造をとった作品。劇中劇の毒殺未遂シーンで、本当に毒殺未遂が起こってしまい、その複層構造の層ごとにそれぞれ謎解きがされていくところが面白く、頭が混乱しそうになりながらも、面白く読ませてくれる。単なる入れ子構造だけではなく、ミッシングリンクや密室など、お馴染みの要素でも驚かされる。黒田作品はまだ数冊しか読んでいないけど、この人の作風はすごく好きかも。「クレイジークレーマー」みたいなパンチ力はないけど、非常に完成度の高い作品。

2017/10/22

いたしゃん

トリックが凄いという評判を期待して。確かに凄い。うおーマジで?!という凄さというよりは、へぇー良くここまで複雑なものを描ききったなあ、という凄さですね。「完全なる虚構」と「不完全な虚構」が錯綜する中、どこからどこまでが演技?ということに興味を惹かれ続け、最後に明かされる真相からマトリョーシカ構造の全貌を知ります。一つ下の階層に進むたびに異なる真相が姿を現し、非常にややこしいのですが、その緻密な構成はまさに硝子細工のように美しく感じました。

2013/06/09

アツシカ

題名通りの入れ子構造。凝ってるなぁ。虚実の境を意図的に曖昧にする手法で真正面から本格に挑んだ力作。とにかくラストシーンに向かって書かれてる感じが見え見えだったけど面白かったし文句はない。構造そのものを楽しむタイプのミステリで、そういう点でもマトリョーシカだった。

2017/05/02

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