スパイダー・ワールド神秘のデルタ (講談社ノベルス コK- 2)
スパイダー・ワールド神秘のデルタ (講談社ノベルス コK- 2) / 感想・レビュー
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**クトゥルー・第2巻**人類がその頂点を追われて久しい25世紀。そして人類に替わり君臨した知性を持ち、心を読む恐るべき"巨大蜘蛛"。彼らに隷属し食糧にされることを拒んだ少年ナイアルは、≪神秘のデルタ≫へと旅立つ。そこに希望があることを信じて!――世界設定が秀逸なファンタジー第二巻!人類が食糧兼奴隷に成下がった世界の過酷なサバイバルもそうだが、著者の持ち味である、人間の内面性や思想観がいかんなく発揮されている。ただ蜘蛛を倒して万々歳という物語ではない!深い哲学的視野を持った作品。良書です。
2013/05/02
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