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クリスマス・テロル: invisible×inventor (講談社ノベルス サK- 4)

クリスマス・テロル: invisible×inventor (講談社ノベルス サK- 4)

クリスマス・テロル: invisible×inventor (講談社ノベルス サK- 4)

作家
佐藤友哉
出版社
講談社
発売日
2002-08-01
ISBN
9784061822696
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クリスマス・テロル: invisible×inventor (講談社ノベルス サK- 4) / 感想・レビュー

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UK

冒頭は独特の文体と相まって、結構引き込まれて読んだのだが。なーんかわざとらしいキャラクタの双子姉弟が登場したあたりからお話がおかしくなってくる。最後はなんなんだ。初読みさんなので、実話かどうかわからぬが、たとえフィクションでもこんな風に作者自身が出てくるようではだめだわ。こういう作品はスルーさせて頂きたく。

2017/08/13

雪紫

タイトル買いした密室本。消失の真相はあれだったけど、そんな本編をぶっ飛ばす終章がやばい。その前の展開や登場人物の役割といい、あらすじにあった『「書く」ことの孤独と不安を描ききった。』を見事成立させてしまった。少なくともわたしはこれで興味持ったよこの作者に。「クリスマスキャロルの頃には」を口ずさむ時この本のタイトルにした替え歌にするくらいに。

Le Petit Prince

レビューの多くに「分からない」と書かれているとおり「分かる」わけがない。「分からない」からこそ作品に深みが出て面白いってのもこの世の中には多く存在するけど、コレがソッチのアレなのかも「分からない」し、こうゆう何モノにもカテゴライズされない問題作を楽しめる人たちがドントコ出てきてくれれば、もっともっと楽しい世の中になるかもなーっていうスイッチがなぜ僕にあって、誰が押したのかが「分からない」。で、結局好きw出来の悪い我が子が愛おしいのは分かるけど、ごく稀に他所の出来の悪い子まで愛おしくなるのとちょっと似てる。

2011/12/09

タク

本作の失敗は途中で投げ出したからでも売れなかったからでもない。作家・佐藤友哉が「ユヤタン」という萌えキャラとして消費されるようになった事だ。本作以降、彼は何を書こうが喋ろうが「ユヤタンがまた言ってるよ」とネタで流される存在になった。『クリテロ』はマジだった。それ以前もマジだった。今だってきっとマジだ。でもどこかみんな本気では読んでくれない。三島賞を取ったのに、内容以上にスキャンダラスな「何かをやらかす」事を期待される。とりあえず佐藤のやるべき事は自分を「ユヤタン」とか呼ぶ舐めた読者を切り捨てる事だと思う

2010/08/25

障子

この人の作品は、ミステリ部分以外のほうが面白い。メタネタなど嫌いな人は心底憎たらしい話である。

2013/07/05

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