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ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス シC- 17)

ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス シC- 17)

ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス シC- 17)

作家
島田荘司
出版社
講談社
発売日
2003-10-01
ISBN
9784061823419
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ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス シC- 17) / 感想・レビュー

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がたやぴん

なんだこれ?島田荘司作品です。納得。御手洗が序盤から登場し、作中作の童話に隠された事実を明らかにしていく。ファンタジーやSFの要素に加え、脳科学だけでなく、隕石や化石から年代測定などの科学的要素も多く盛り込まれ著者らしい作品といえます。今回はスウェーデンが舞台のため、出番のない石岡くんの代わりに友人のハインリッヒがワトソン役を努め、一問一答式に近い形で事実を積み重ねていく。科学的知識に弱い石岡くんより適任でした。作中作が記憶の三層構造という形で表現されているところが面白い。

2016/12/07

雪紫

「御手洗はもうメタ探偵名乗った方が良いと思う(真剣)。」記憶障害の男性が書いた童話「タンジール蜜柑共和国への帰還」。合理的解体をされる文章から浮かび上がる殺人と変わる書式。新たな「眩暈」の幕開け。最も「眩暈」は手記が読みにくくて、こっちはその逆だけど。童話の何処か浸っていたい世界に(マーマレード作りのシーン好き)・・・襲いかかる最後は肝が冷えた。・・・あの事件の背景といい御手洗は良く、周囲の信頼勝ち取った上で解決出来るよな(そう言えば読了日に下ごしらえしたアドボ煮たわ)。

2022/09/15

山田太郎

縦になったり横になったりでよくわかんない。再読ですが、まるで記憶になかった。石岡コンビがいいなとやっぱり思った。なんか御手洗さんの性格がちょっと違う感じで違和感。でも、剛腕ぶりが無敵で面白いなと。島田荘司モードに入ってるので、別のも読もうかと。

2019/11/25

優希

妄想としか思えない男の話はネジが鍵となる殺人事件でした。御手洗さんが導き出した真相には驚愕としか言えません。本のかなりの分量が横書きだったので、読みにくさはありましたが、プロットなどの高度さなどはさすが島田先生です。

2024/03/30

よっぴ

御手洗シリーズ第19弾!!ミステリ。。今回は打って変わって舞台は海外。御手洗氏が心理カウンセラーとして出会った患者から、事件を見抜き掘り起こしていきます。物語は幻想的な話とカウンセリングの2本が巧妙に絡まって進んでいきます。なんともロマンチックに感じました。19冊目にして新鮮な切り口で書かれているのは、とんでもなく凄い!日本がどうなっているのかは気になりますが…海外での御手洗の活躍劇も面白いです。

2018/07/29

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