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ウサギの乱 (講談社ノベルス カP- 1)

ウサギの乱 (講談社ノベルス カP- 1)

ウサギの乱 (講談社ノベルス カP- 1)

作家
霞流一
出版社
講談社
発売日
2004-03-01
ISBN
9784061823570
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ウサギの乱 (講談社ノベルス カP- 1) / 感想・レビュー

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koma-inu

ウサギの骨が大量に発生した神社、二重密室の中の串刺し殺人、骨を砕かれて埋葬された死体。インパクトある複数の事件が、最後に一つになる謎解き章は圧巻。犯人特定のロジックは推理クイズのお手本のようで、非常にお見事。対して、密室トリックは・・空前絶後とも言える、オリジナリティある内容。それを更に次の事件の仕掛けにしているのが、単なるバカミスで終わらせない、作者の手腕でしょう。アポロ月面着陸に関するウンチクは、大変勉強になりました。事件には関係無かったですが^^;

2022/02/24

雪紫

自転車のロジックはいつも通りお見事。だが密室殺人の脱出方法は霞さんの密室トリックの中じゃ一番忘れがたく、またえげつないトリック。とりあえずあの探偵役見ててバチスタのあの刑事コンビ思い出したけど探偵役の好感や相棒の絆はあっちの方が上だったわ・・・。

造理

★★★☆☆ 大物俳優が探偵役というと片桐大三郎(倉知淳)がいましたがこちらの駄柄善悟も輪をかけてうざい(笑)それは置いといて内容は徹底的に見立てにこだわった本格ミステリ。天井に頭をぶつけた死体、密室殺人の謎それぞれとてつもないトリックで大いに楽しめました。

2016/03/04

たま@

霞氏初読了作品。最初はなかなか波に乗れず、駄柄がでてくるまでかなり時間がかかり、さらに駄柄がうざくて「私」(名前の印象があまりない(苦笑))ももっとシャキとせんかいっ!と渇を入れたくなるものの、事件が起こり始めてからは面白かった。ストーカーの話題がどっかにいったなーと思っていたら、最後に復活。謎の手がかりをちゃんと描かれていたので、謎解きされる方は挑戦できるかも。私はできないので、謎解きする前にすべて読んでしまいましたが。

2015/05/05

ゆみこ

探偵がウサギ…ならぬウザいのでなかなか読み進まなかった とにかくウサギだらけの1冊 思いきった密室トリックに釘付けです グロ注意

2024/02/21

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