百器徒然袋 風 (講談社ノベルス)
百器徒然袋 風 (講談社ノベルス) / 感想・レビュー
勇波
礼二郎の礼二郎による礼二郎の為の物語集。ノベルス版にて再読です。一味の中でチーフディレクター的な役割を担う古本屋がいつもとは違って、破壊活動に積極的に参加していきます。もう最強です。下僕共の働きも良い★
2017/11/19
優希
ノベルズで再読です。シリーズ番外編になります。ただ真相あるのみというスタンスで事件に挑むエノさんを中心に展開します。とはいえ、関口くん以外は相変わらず皆キャラが濃いです。益田くんには笑わせられましたし。テンポよくサクサク読めるのがいいですね。最後のエノさんの言葉から、薔薇十字探偵団を軸にした物語はこれからも続くのかどうか、ぼんやりと考えさせられました。
2018/11/11
あおさわ
榎木津は神。(笑) 3作とも非常に面白いです。笑ってしまうので外で読んじゃいけないかも。本島さんいとあはれ(;_q)関口君よりよっぽどまともな狂言回しなので、話に入りやすく同情しやすく、エノさんに名前を呼ばれて(書かれて)一緒に照れちゃいました。くそぅエノさんのたらし。京極堂もこちらのシリーズだと比較的柔らかい印象です。ぶれない人ですが。
2012/01/30
つたもみじ
百鬼夜行シリーズから榎木津礼二郎を主人公とした番外編。『五徳猫』『雲外鏡』『面霊気』の中篇三作。薔薇十字探偵団、探偵・榎木津と愉快な下僕達。そして黒い京極堂。今回も榎さんが楽しそうで何よりです。ラストで漸く名前が揃った本島くん…君も懲りないねぇ(笑) 個人的には『雲外鏡』が一番好きですが、『面霊気』でチラリと垣間見えた榎木津の違った一面にキュンとなったり。穏やかな榎木津パパに圧倒されたり。最初から最後まで楽しい一冊でした。
2013/07/05
猫ぴょん
再びの。 楽しい(と言っていいんだろうか笑)榎木津探偵大活躍第2弾☆彡 ぜぇったいに敵に回しちゃいけないと痛感する3話。 いやホント天下無敵とはこのことね♪ にゃんこだよ~にゃんこ(≧▽≦)。 前回に続いて語り手のごくごく平凡な本島くん。 巻き込まれっぷりが加速。 本島くんも「立派な下僕」の仲間入りね笑。 ラストもイイんだよねー♪ 笑顔で終われる1冊。 中禅寺のちょっと(かなり)意地悪っぽい感じも好き~。 関口先生が登場しなかったのだけが残念かな。
2021/08/31
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