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「ギロチン城」殺人事件 (講談社ノベルス キI- 4)

「ギロチン城」殺人事件 (講談社ノベルス キI- 4)

「ギロチン城」殺人事件 (講談社ノベルス キI- 4)

作家
北山猛邦
出版社
講談社
発売日
2005-02-01
ISBN
9784061824164
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「ギロチン城」殺人事件 (講談社ノベルス キI- 4) / 感想・レビュー

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hnzwd

物理トリックでゴリ押ししてくる城シリーズ第四段。首狩り人形の伝説が残るギロチン城が舞台です。見取り図が多く、スクウェア自体はなんとなくわかるものの、そこから先はもう複雑過ぎて、理解するのが精一杯。やっぱりゴリゴリでした。文庫化を待ちきれず(されない?)ノベルスで。

2022/06/21

pulpo8

私が推理小説で探している図解がホイホイ出て来るのはとても嬉しい。北山さんに出会えて良かった!と思う。だけど今作はなかなかページをめくる手が進まなかった。探偵のナコ、口悪いし態度でかいしで不快だし、頼科は頼科で「ナコには伝えないでおこう」って自分勝手に判断するし。話運びにももっと魅力があるといいんだけど。スクウェアの死体すげ替えトリック自体は凄いと思うけど、装置には無理があるのでは、と思わなくもない。認証コードのトリックには感心!ラストには「えぇ、それで終わり!?」と唖然。ナコが相当気の毒だしある意味衝撃。

2016/05/14

ちゃちゃ

ひゃー、もうー!!あり得ないトリック(?)あり得ない建造物!あり得ない動機、うーん、大好きだ。見取り図にまたまたわくわく。随分ねかせてしまったが、もっと早く読めばよかったなり。桜庭さんのエッセイから、桜庭さんのお気に入りをちょこっとずついただく。

2016/12/24

ひろみ

店で読了。城シリーズ(で良いのか)四作目と知らずにクロック城の後に読んでしまったけど、特に問題はないのかな。クロック城はかなりファンタジー的な要素があってちょっと戸惑ったけど、今回は所謂館ものみたいな感じで楽しめた。犯人のあれは一瞬理解出来なくてちょっと読み返したけど、なるほど…言われてみればあの人の描写に違和感があるわ。ドール家とか出てきたからこれさりげなく繋がりがかるのかしら。ナコは助かったの…?

2015/02/17

なしかれー

シリーズ4作目。「かわいいお人形さんのお話」とあるけれど、どこをどう受け取ったらかわいいお人形さんのお話になるのか、皆目見当がつかない 笑。そして、またしてもしてやられた。城だけで完結する徹底的に閉じられた世界で、記号化されて生きる道桐兄妹は、人間よりも人形に近い。人形が心を得た時に悲劇は起きる。外の世界も楽しいと思うし、名前だって番号では駄目だよ。

2014/12/10

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