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猫丸先輩の空論 (講談社ノベルス)

猫丸先輩の空論 (講談社ノベルス)

猫丸先輩の空論 (講談社ノベルス)

作家
倉知淳
出版社
講談社
発売日
2005-09-06
ISBN
9784061824461
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猫丸先輩の空論 (講談社ノベルス) / 感想・レビュー

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ばりぼー

年齢不詳の童顔探偵猫丸先輩が、日常の謎に一つの解釈をさらっと示す短編集。猫丸先輩の登場作は、講談社では2作目、他社を含めると5作目。唐沢なをき画伯のイラスト付きで、講談社の勝ち!何台ものタクシーが電話で呼び出されて事故現場に集結する「とむらい自動車」、4匹の兄弟の中で1匹だけ虐待されている猫を救う「子ねこを救え」、テントの中のスイカ大量損壊事件「な、なつのこ」、大食い女子大生が5キロの巨大ステーキから敵前逃亡する「魚か肉か食い物」など、相変わらずタイトルの遊びも楽しめ、ちょっとした息抜きに最適。

2014/11/07

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

再読本。子供のように小柄で童顔、猫のような目と人懐っこさを持つ猫丸先輩の日常の謎系短編ミステリー。最終話だけは、少し不気味なラスト。どれも猫丸先輩の推理というか推測で、それが決定打かどうかはわからないのだけれど、ついつい、この本の登場人物たちのように、ほほう、きっとそうだそうだ!という気分になってしまう。

2017/03/19

紅はこべ

この短編集の共通項は勘違い、思い込み、早とちり。多重解決の色合いもあり。タイトルは全て既作ミステリのもじり。

2009/07/15

まる

「夜の猫丸」の結末がかなり気になりました。どの話も猫丸先輩の想像が当たっているのかどうか結果はわからないのですが、「夜の猫丸」はもしその推測でいくと、何度も1から電話を掛け直す必要はないし…と、もう少し納得できるものが欲しかった…

2015/05/10

igaiga

再読。早苗ちゃんはギャル曽根の先輩? 猫丸先輩は創元推理文庫の話の方が好きなんだけど、こちらのイラストに和みます。猫丸先輩を上手く表現してるなー。日常の謎系なので特に「これだっ!」という話はないです。まぁ日常なので。しいて言えばスイカ割に正式ルールがあることー。

2015/06/08

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