闇と光の双翼 (講談社ノベルス タT- 19 フェンネル大陸偽王伝)
闇と光の双翼 (講談社ノベルス タT- 19 フェンネル大陸偽王伝) / 感想・レビュー
陸抗
【再読】フェンが王を連れて帰らずにソルド王国に戻ったら、大国シスタスに攻められた後だった。都に残った人々を助けるため、リーク双貴国へと援軍の要請へ向かう。ソルド、パラクレス、リーク双貴国と、フェンが訪れる国の問題が徐々に浮き彫りになっていく展開に驚き、それぞれの国が求めるものは、結局は同じなのかもしれない。シスタスのやりたいことは、分からないけれど…。
2018/07/05
呉藍
なんかシルフィードに淡い笑いが……真面目な騎士団長がまさかこんな愉快だとはっ。人物はだんだん多くなってますが、サチの存在感は主人公を食う勢いです(笑 謎だらけで気になる男だなあ。ロカとフェンの友情、テオの保護者ぶり? 見所たくさんだけど、。アシュレイどうなるんだー!
2011/04/11
しゅう(callette)
再読。細かいところを忘れていたのか、感覚が変わったのか。イマイチ飲み込めていなかったロカの迷いと決断の心の動きが、前に読んだ時よりダイレクトに伝わってきた。
2016/06/24
空猫
再読。大国シスタスにソルド王国が占領されてしまう展開。イメージ的に曹操の大軍になすすべなく、劉備が自らの小城の住民を連れて逃げた話に重なってしまう。名前のついた登場人物は多い割に、国としてはとても脆弱。そういう実際的な問題はさておき、主人公や将軍たちの見得の切り合い思想のぶつけ合いがとても切実で魅力的。
2014/03/18
妖湖
図書館で借りた本。やっと地図が出てきたけど、距離感がいまいちつかめない。ヨーロッパの小国がごちゃごちゃある感じなのかな。わずか2小隊で、一国の首都が抑え切れるのかとか、あまり深く考えない方がいいのだろう。サチの正体とアシュレイの今後が気にかかる。
2014/11/11
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