アベラシオン (上) (講談社ノベルス シI- 16)
アベラシオン (上) (講談社ノベルス シI- 16) / 感想・レビュー
コットン
蒼さんのお勧め本。ハプスブルグ家、聖杯伝説、宗教画、ナチス、錬金術などが随所に…伯爵家が舞台なだけに無理なく興味を引く。面白い言葉:「思い切って行動あるのみよ。…あんたらしく無鉄砲に、正面から彼にぶつかっていけばいいのだわ」
2015/04/06
綾乃
ルネッサンス期の美術・メディチ家・神聖ローマ帝国などの教科書?と思うくらい、本筋より解説(蘊蓄?)が満載。別の小説で読んだプラハのルドルフ様、メディチ家の皆様など「ああ、もっとちゃんと覚えていればよかった・・・」と思うこともしばしば。メインストーリーはなかなか進捗しないのだけれど、殺人事件も起こっているのでミステリーであることは確かなようです。 篠田センセイなので、人外も出てくるのかな、と思ったのですがそうではない模様。下巻もがんばります。(なんだか夏休みの課題図書のようだ。)
2019/07/22
ソラ
【読メ登録以前読了作品】
2006/04/12
おりがみねこ
ヨーロッパの歴史の勉強になります。主人公の女性芹は真面目で頑固で理屈っぽく曲がった事が嫌いプラス、うといところ、優柔不断・無鉄砲なところもある。こういう人現実にもいそうだけど、生きづらいだろうな。
2017/03/04
はち
こんなところで続きは下巻はつらい。上下合わせて図書館で借りておかないといけなかった。。。 ミステリーにイタリアやヨーロッパの歴史や美術史をからめたというには、そちらにウェイトが高すぎるけれど、それらの作り出す空気を楽しむにはいい。
2013/02/23
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