深山木薬店説話集 (講談社ノベルス)
深山木薬店説話集 (講談社ノベルス) / 感想・レビュー
U
確認も込めてぱらぱらと再読。だいぶ内容を忘れていて、新鮮な気持ちで読了。うーん好きだなあ。秋視点だと彼の気の逸れっぷりとわりに素直なのだというのがよく分かる。とにかくマイペースということかー。どの話も決められないくらい好きです。でもジンクイエの三人揃ったシーン嬉しいなあ。名のない悪魔のふたりにはニヤニヤ。「花」の儚い切なさ。そして年表見ていて今更気づいたのですが、これ未来の話なんですね。そして次の東京オリンピック開催の2020年に本編時間軸が始まるわけで。銀の檻なわけで。これまたにやにやしちゃいます。
2014/09/03
ソラ
超美形の少年・秋、優しげな青年・座木、元気な男の子・リベザルが営む「深山木薬店」。だけどこのお店には妖怪のために活躍する探偵事務所という裏の顔がある。そしてお店の3人までもが妖怪で…。こんな不思議なお店の面白く謎に満ちた日常、個性あふれる仲間との出会い、秋が旅立った後の薬店など、10の短編を収録。
2011/05/11
しき
これで、本当の本当に薬屋シリーズ第一部が完結!なんだかとても物悲しい気持ち。でもどこか清々しい。秋くん視点のお話なんてこれまでになかったから、とても新鮮で、読んでいて楽しかった。普段秋くんが何をどう思い、考えているかなんて誰にもわからなかったから。ゼロイチとの出会いもよかったけれど、一番好きなお話は二週間かな。ジンクイエも良かった。もちろん、深山木薬店のそれぞれのお話も。また彼らに出会えるのを楽しみに。
2014/08/20
はるき
彼らの短編集。時系列が前後するのだが、これは今後への伏線かな?優しい言葉の数々に癒される。それぞれに魅力のあるキャラクターだが、三人揃って漫才やってくれるのが一番好き。本編をさかのぼりたくなった。そして新刊求む!
2013/06/21
みとん
文庫化が待ちきれなくて、図書館で借りました。作品関連年表を何気なく見てビックリ!これは近未来のお話やったんデスカー!?高遠さんが私より年下…っていうか弟の同級生(T_T)どこかでそんなエピソードでもあったんでしょうか?覚えがありません。『深山木薬店』の3人のほのぼのなエピソードと『深山木薬店 改』の次のシリーズへの1歩というか「これから頑張るぞ!」っていうリベザルと柚之介が可愛らしい。久我山の薬店はもう見れないのかなぁ?3人はまた仲良く暮らせるのかな?次も待てないので図書館で借りたいと思います。
2011/11/03
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