KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)

スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)

スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)

作家
辻村深月
出版社
講談社
発売日
2007-01-12
ISBN
9784061825062
amazonで購入する

スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

しゅわ

【図書館】「島はぼくらと」を読んだ時、環の登場にこの本を挙げて喜んでいるレビューが多かったんので…ちょっと前後しちゃったけど、手にとってみました。脚本家として売れ始めた赤羽環が、もらったアパートをクリエーターの卵である友人達とシェアハウスにする…現代版トキワ荘なおはなし。なかなか個性的なメンバーがリレーしながら物語が進み、「チヨダコーキ」と10年前の事件、その復活のきっかけになったファンやニセモノ問題etc 謎が深まる感じで、謎の少女・加々美莉々亜が出現し波乱の予感。そのまま下巻に突入します!

2014/06/10

めろんラブ 

作品のために身を削り、ともすれば頭をもたげる己の才能に対する疑念や認められない不満、将来への不安や焦燥に向き合う若者たち。「スロウハイツ」に集ったクリエイターとその卵たちのヒリヒリするような日常が、丁寧な人物描写で浮かび上がってくる。上巻は人物とエピソードの紹介という印象。下巻では物語が大きく動く予感。

2010/06/10

もりのくまお

上巻は登場人物の紹介的な内容。事件はこれからな感じ。全体の感想は下巻を読んでから。下巻でどんな波乱を辻村さんが用意しているのか期待したいところです。やはり莉々亜が台風の目になるのでしょうか?コーキの白天使なのか、それとも黒天使なのか?コーキがすごく謙虚で好感が持てます。ダヴィンチ2014年10月号の辻村さんの特集に小畑健さんがイラストを寄稿していますが、コーキのイメージは「DEATH NOTE」の「L」のイメージにぴったり合うような気がします。ずっとLのイメージで読んでいました。下巻を読むのが楽しみです。

2014/11/09

エンブレムT

辻村作品、実は食わず嫌いしてました。作中に登場する人気作家のチヨダ・コーキと同じように『10代が熱狂し、やがて卒業する』作風なのだと思ってました。いや、思い込みとは恐ろしい。悔い改めます!説得力のある文章でとても面白く読めました。・・・とはいえ、上巻はアパート・スロウハイツに集うクリエーター達の人物描写が中心。下巻も読んでみないとね。ただ、平和で穏やかな日々の、水面下で何かが蠢いているような不安感がなんとも気色悪く、引き込まれてます(笑)どんな展開になるのか先が全くわからないので、下巻を読むのが楽しみです

2010/07/08

ヨミー

辻村深月作品4作目。過去に読んだ「島はぼくらと」や「ハケンアニメ」に登場する赤羽環やチヨダコーキがリンクしていることを知り手に取りました。上巻は、スロウハイツに住むクリエイターやその卵たちのじっくりと人物紹介的な感じでしょうか。最後の謎の茶封筒がどんな風に作用するのか気になり、下巻を早く読みたくなります。いろいろ伏線が張られているみたいなので記憶に残しつつ楽しみにしたいと思います。

2016/03/19

感想・レビューをもっと見る