ソフトタッチ・オペレーション (講談社ノベルス)
ソフトタッチ・オペレーション (講談社ノベルス) / 感想・レビュー
kenplus
シリーズを取り巻く大きななぞはひとまず置いといて、チョーモンインの日常業務のお話。今回はテレポーターネタ多し。「闇からの声」の結末には、やられました。あと、母親の執念とかもちと怖い。「ソフトタッチオペレーション」でのテレパスの解説もなるほどと感心しきり。「ある意味、目撃者と言ってもいい。あなたは最初からずっと事件現場にいて、ことの成り行きと真相をその眼で、ずっと見守っていたんだよ。はっきりとね」
2016/09/05
つむじ
チョーモンインシリーズの第8弾。これも「本筋」から離れた、外伝的な5編の短編集で、神麻嗣子、神余響子、保科匡緒は登場するものの、超能力に関わる「事件」の謎解きがメイン。本の題名にもなっている「ソフトタッチ・オペレーション」は好きです。できれば、この続編も、あれば読みたいなぁ
2013/05/28
kidd
前作よりはいつものノリに近くなったかな。ただミステリ的にはおかしな点がちらほらあるような…。表題作「ソフトタッチ・オペレーション」はキャラ的にかなり面白い。これだけでシリーズ化して欲しい。「七回死んだ男」の主人公といい西沢保彦が描くこの手の、変に達観してる主人公は魅力があっていいなと思う。願わくばはやくシリーズの続きを書いて欲しい。。。
2015/08/28
みっくん
嗣子ちゃんの話だけで追い出し問題を解く「無為侵入」、超能力者の幽霊モノの「闇からの声」、親離れしない母が怖い「捕食」、雪が密室になると見せかけて、の「変奏曲<白い密室>」、タイツフェチな男性の「ソフトタッチ・オペレーション」。 この作者さんの気楽に読めるけど、深く考えると黒いんですが、の典型例のようなお話。
2015/11/25
hirayama46
チョーモンインシリーズの現時点では最新作。次はいつ出ますか……。/それはともかく、この巻は5作収録の短編集、表題作はノベルスで150ページ弱なので中編といってもいいくらいの長さかな。/気に入ったのは非ロジカルなのでいつもとは毛色が違うものの、西澤保彦の暗い一面が良く現れているサイコサスペンスである「闇からの声」かな。表題作はミステリ兼ハーレムものエロコメでなかなか楽しめました。ゆるくて良いです。マイさん好き。これは惚れる(個人的趣味)。
2014/12/09
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