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密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス)

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス)

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス)

作家
歌野晶午
出版社
講談社
発売日
2007-01-12
ISBN
9784061825130
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密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス) / 感想・レビュー

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W-G

気になっていた作品です。トリックのひとつひとつは小振りで微妙。特に最初の連続殺人とか、さすがに警察もなんか気づくんじゃないかな。ただしそこら辺を割りきって読むと面白いし続きが気になる。2.0も買ってあるので一気に読みます

2016/03/19

ばりぼー

推理ゲームのために無差別に殺人を行ないネット上で探偵ごっこをするという、相当不謹慎で不愉快な設定ですが、娯楽小説と割り切って読むことができればかなり楽しめます。最初はダース・ベーダーのマスクを被った〈頭狂人〉、ジェイソン姿の〈aXe〉、カミツキガメの〈ザンギャ君〉など、人物の区別がつかずに苦労し、自分の物覚えの悪さを呪いましたけど。斬り落とされた生首が獣のように吠える「生首に聞いてみる?」、散りばめられた伏線がきっちり回収されるフェアなアリバイ崩し「ホーチミンー浜名湖五千キロの壁」などが秀逸です。

2014/11/05

ダイ@2019.11.2~一時休止

最初は読みにくいなと思っていたけど、読み終わり時点ではすごいの一言。

2013/08/25

とも

★★★☆異色の推理小説である。通常は愛憎や金銭などの縺れ結果の殺人で、その原因を読み解くのが推理小説。が、昨今の現実でも無差別や快楽といった意味を持たない殺人事件が発生する中、当作品は或る意味では現実を反映した新しいタイプの作品であろう。5人の登場人物は顔も名前も知らないSNS仲間で、1人が実際の殺人を行い残りの4人が回答を見つけるゲームをしているのだ。彼らにとっては得るものは何もない、正に遊びの殺人なのである。とはいえそこは歌野晶午、従来の推理小説ファンも楽しめる作品に仕上がっている。

2017/05/28

barabara

再読。この表紙がいいよねぇ。うまく言えないけど、混沌とした一見無秩序な世界観がよく出ている。やっぱりシリーズ一作目はすごい!勢いがある。残虐で理解不能なんだけど、こっちも秘密の会に参加してるような、読書タイムのみの隠匿感。初めて読んだ後、衝撃でボーッとなったのをよく覚えている。すごい本だ。

2012/12/06

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