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四神金赤館銀青館不可能殺人 (講談社ノベルス)

四神金赤館銀青館不可能殺人 (講談社ノベルス)

四神金赤館銀青館不可能殺人 (講談社ノベルス)

作家
倉阪鬼一郎
出版社
講談社
発売日
2007-07-06
ISBN
9784061825390
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四神金赤館銀青館不可能殺人 (講談社ノベルス) / 感想・レビュー

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麦ちゃんの下僕

[館探訪・マニアック編①]金赤館&銀青館:三重県志摩半島の“奥座敷”四神にあり、2つの半島に抱かれた四神湾を挟んで対峙する館。金赤館は12代・銀青館は13代入船大五郎の手による。◇倉阪さんの“バカミス”シリーズ(!?)初挑戦!なるほど、こういう感じなんですね(笑)…真相はもちろん面白かったですが、それ以上に、張り巡らされた伏線やヒントが無駄に多いことに笑ってしまいました!一方、あの部分の“仕掛け”には早々に気付きましたし、真相を知った時点で“オチ”も読めましたので、エピローグは終始ニヤニヤしてました(笑)

2021/05/04

ちーたん

★★★☆☆バカミスの鬼才・倉阪さんが読者に贈る驚天動地のトリックをこの目で見よ!ミステリ作家・屋形が招待された『銀青館』。嵐の夜、館主が密室で殺害される。一方対岸の『金赤館』でも殺人事件が…◆『三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人』でド肝を抜かされた倉阪さん!今回もそれを期待して読んだがゆえ早々に気付いちゃった自分のバカバカ💦軍配は『三崎〜』の圧勝だけど、まだ倉阪さん未読の人は本作で肩慣らしするもよし!即『三崎〜』チャレンジするもよし!是非一度味わってもらいたいwただしバカミス好きさん限定でのオススメ😁

2020/08/20

HANA

バカミス。湾を挟んだ二つの館で起きる二つの事件の交差がテーマになっているんだけど…。最大のトリックは読み返しよく考えればヒントらしきものはあるのだが、これ伏線になってるか?真相はあまりにも力業、バカミスと知った上で読んでたのでゲラゲラ笑いながら読んでたのだけど、知らない人だったら壁に投げつけるだろうなあ。まあ某大物ミステリ作家も力業多いし…。個人的には金赤館側の描写が薄めなのが残念かな。トリックの大部分は銀青館側だから仕方ないのかもしれないけど。あと著者の朦朧とした文体で読むミステリも中々乙なものでした。

2024/08/03

kagetrasama-aoi(葵・橘)

“バカミス”の定義は「(良い意味で)バカバカしいミステリ」と「そんなバカな!と驚くミステリ」と二つの意味合いがあるとのこと。本作は両方の意味を持つとっても深い(?)ミステリ!無駄に伏線張り巡らされていて、拾うのに苦労したけど(苦笑)。伊勢湾の対岸にある二つの館、両家の忌まわしい因縁が呼ぶ新たなる悲劇!綾辻行人の系譜を継ぐ棘々しい館物想像して読んでたら、最後に驚天動地でした(笑)。探偵役のミステリ作家と言う設定も好みです。「泉水館第四の秘密」読んでみたいです。初倉阪さん作品、読んで良かったです!

2021/05/20

あおでん@やさどく管理人

「三崎黒鳥館…」を読んで面白かったので、少し忘れた頃にこちらも読んでみた。「三崎黒鳥館…」の方が作品としてのインパクトは大きいが、こちらも様々なトリックがあり、無駄に頑張っている所もあって面白かった。核となる殺人事件の謎が概ね明かされた後に判明する小ネタ(?)が好き。

2020/08/28

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