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破滅の箱 (講談社ノベルス マH- 2 トクソウ事件ファイル 1)

破滅の箱 (講談社ノベルス マH- 2 トクソウ事件ファイル 1)

破滅の箱 (講談社ノベルス マH- 2 トクソウ事件ファイル 1)

作家
牧野修
出版社
講談社
発売日
2010-08-01
ISBN
9784061825437
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破滅の箱 (講談社ノベルス マH- 2 トクソウ事件ファイル 1) / 感想・レビュー

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miroku

軌道修正を繰り返し、トンデモは超トンデモへ!!

2019/11/20

眠る山猫屋

ちょっとジャンルを特定しにくいかな…内容はかなり面白かった。牧野作品ということの想定をある程度引っくり返され、意外と正当なサスペンス・ホラー。メインキャラクターよりゲストの新人警官たちの方が鮮烈な印象を残す“太陽に吠えろ”形式。皆さん序盤は変人奇人ばかりで鼻につく感じなのが、後半には感情移入してしまう。犯罪者を産み出す理論に幻惑されたのは、被害者たちか加害者たちだったのか。そして犯人は単に理論の実践者に過ぎなかったのか。なんだろうこのモヤモヤは。次巻に続くのかぁ。

2013/02/03

zazo嶋

初読の牧野作品。全2巻で発売されていたからある程度分かってはいましたがこちらはどうやら壮大な前振りの巻のようですね。でも初めて読む牧野作品、思った以上に面白く読めました。ミステリや警察小説だと思って読むとアレですがホラーっぽいエンタメ系の作品として読めば色んな事が気にならないくらいイケます。一つの悪意のある実験により誘発される犯罪...以前に五條瑛さんの作品で似た様なプロットの作品を読んだ記憶がありますが、どちらも面白く、こういった立証しにくい犯罪者(と呼べるの?)の異常なまでの狡猾さが突き抜けていっれば

2010/11/30

chisa

はじめはありきたりな警察小説だと思ったけど、第1話を読んで「そう来るのか…!」とびっくりしました。2話以降続く「事件」と少しずつ見え隠れする黒幕にドキドキしながらも一息に読んでしまいました。環境が影響する、というのがなんか現実にありそうで怖い。最終的に一応事件の解決は迎えたけれど、失ったものも多くてなんだか後味が悪い(でも多分そこがいいところ)。次巻でどう展開するのかが楽しみ。

2011/02/06

atota

初めて牧野さんの作品を読んだのですが、第一章で驚かされました。こういうタイプの物語だったのかと。 はやく二巻を読みたいです。

2011/01/17

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