死者が飲む水 改訂完全版 (講談社ノベルス シC- 23)
死者が飲む水 改訂完全版 (講談社ノベルス シC- 23) / 感想・レビュー
山田太郎
再読。犯人はまるで覚えてなかったけど、すぐわかったのは、少し心の中に残っていたからか結局そいつしかいないじゃんというだけなのか。時刻表はすっ飛ばして読んだ、考えてもよくわからんし。松本清張よんでるみたいなかんじで、基本器用な作家さんだと思いますというか売れる前でなんか要望聞いてさっと書いたみたいな才能がすごいなと。
2017/11/17
ユウユウ
トリックは何となく予想はしていたけれど、犯人は予想外。本格ミステリーおもしろかった。これは『占星術殺人事件』も読んでみなくては!
2020/05/21
LUNE MER
御手洗シリーズでは噛ませ役、吉敷シリーズでは名バイプレイヤーの牛越刑事の主演作品。牛越・中村コンビのおかげで辛うじて島田荘司作品であるということを忘れずにすんでいるくらいに味わい深く渋い良作。30年以上この仕事で飯食ってきてようやく刑事としての矜恃を自覚できる事件に巡り合えたと自壊するモーさんだが、後に北海道で起こる不可思議な事件はとりあえずモーさんに任せようという名刑事になることは本人はまだ知る由もない。
2020/07/01
mamasaku
昭和の香りが漂う作品。時刻表トリック、正解に至るまでの過程、地味ではあるけれど無理がなく、犯人の動機も切なさがあって好きな作品でした。
2016/06/24
あおさわ
終盤で漸く社会派ミステリーだったんだと納得。辛かっただろうな…。「殺人を止めるほどいい人ではなかった」という台詞にぐさりと来ました。
2011/05/28
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