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毒草師: QED Another Story (講談社ノベルス タS- 23)

毒草師: QED Another Story (講談社ノベルス タS- 23)

毒草師: QED Another Story (講談社ノベルス タS- 23)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2008-04-01
ISBN
9784061825901
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毒草師: QED Another Story (講談社ノベルス タS- 23) / 感想・レビュー

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えみ

深秘が生んだ憎しみが毒を育てる。その毒、猛毒につき、取扱要注意。一つ目の鬼が正体を見せたとき、人がひとり消失する。喰われたか、逃げたか…。あとを知るのは幻を超えた「一つ目」と毒を掴んだ「鬼」だけ。人が人を憎み、怨嗟の念を強めるとき、人は人であることをやめて、地獄に向かって歩き出す。失踪、そして毒殺…。連鎖を生んだ驚きの事件の真相とは?毒草師・御名形がその知識を生かして謎を解く、QEDシリーズの奇々怪々なアナザーストーリー。小説の域を超える、まるで専門書のような相変わらずの情報量に嬉し苦しで見悶える。

2023/08/10

るぴん

毒草師・御名形史紋メインのQEDスピンオフ。伊勢物語の裏の意味=隠された歴史の闇が面白かった。在原業平のプレイボーイぶりを記しただけの物語じゃないんだなぁ‼︎歌に隠された意味も怖い。事件の方は相変わらず旧家のドロドロした人間関係が発端だけど、こういうの嫌いじゃないわ(^◇^;)

2018/05/29

リデル

毎回蘊蓄がすごいなーと思う。和歌の解釈が一番面白かった。西田くんの存在が毒気を抜いてくれて、読みやすかった。西田くんの幸せを願う。

2018/02/04

とも

★★★☆QEDのスピンオフとして、その登場人物の御名形史紋が主人公の探偵役となる。彼の「毒草師」という特殊職業の通り、毒草が関わる事件が発生する。歴史的には、伊勢物語と在原業平がテーマになるのだが、全体的にはミステリー色が強いものの、バランスよくまとまっている。

2019/07/08

トミ

図書館で発見しました。 今回は伊勢物語うんぬんがちょっと絡んだ話。西田くんが危険な目にあったというのはこのことだったのか。 伊勢物語と在原業平のうんちくがちょっと読むのがしんどかったけど、すべてお見通しという御名形史紋の推理は鮮やかでした。

2018/10/17

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