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きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22)

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22)

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22)

作家
西尾維新
TAGRO
出版社
講談社
発売日
2008-07-08
ISBN
9784061826007
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きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22) / 感想・レビュー

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チアモン

読み終えると必ず死んでしまう本!?こんな本が本当にあったら怖い。作中作・・・。さすが、西尾ワールド。ぶっとんだキャラたちだけれどどのキャラも魅力的。ロンドン、行きたいなぁ。

2019/03/17

くろり - しろくろりちよ

世界シリーズ三冊目。今回は櫃内様刻と病院坂黒猫がロンドンの旅へ!?世界がメタメタにメタ。リレー小説の形式で、一話ごとに設定がリセットされる。どの世界が本物?二人の取る行動は本当にあったこと?混乱混沌、まさに壊した世界で遊び放題。シャーロック・ホームズ館のエピソードは楽しいーロンドン名所脳内巡りでシャーロキアンはうにゃうにゃです。「不気味なものには近付かない。素朴なものは無視をする。それがまともな人間の生き方だろうに。」まともになんか生きてどうするの?って。ああこの世界は壊れて楽しいよ。

2012/03/28

Yobata

「世界」シリーズ3作目。病院坂黒猫は親戚の笛吹という男からの依頼で一路ロンドンに。依頼内容は、笛吹の友人の作家が『読んだら必ず死ぬ小説』を書いてしまい犠牲者も出てしまっているということだった。黒猫は様刻を御供に観光気分でロンドンに向かうが次々と問題が降りかかる。今回は、章ごとに視点が変わりる作中作の形を成している。どことなく舞城王太郎氏の「九十九十九」に似ていたが、こちらは視点がかわることによってリレー小説形態をとっている。今回はメタ的な要素が強く、ミステリ部分は軽かったけれど、→

2013/02/14

END

……「せんたくもんだい編」だけ再読。作中作の中の作中作……簡単に言えば夢オチみたいなもんかな〜。短編の構成としては面白いけど、謎も内容もアッサリとしたものだった。例によって会話が面白い。弔士くんが出てくると「世界」の調子が狂うのも面白い(言葉遊びレベル1)。そういえば、くろね子さんが行く予定のアメリカの研究機関って、やっぱりER3システムなのかな〜?

2014/02/17

もち

「やっぱり呪いなんて存在しない。だから――人を殺す甲斐はある」◆病院坂黒猫と櫃内様刻は、ロンドンへ出立しようとしていた。紆余曲折を経て、「呪いの小説」の謎を解くこととなったからだ。そこで遭遇する様々な謎。突き立つナイフ、偽装殺人、密室殺人。異国の地で、怒涛の推理合戦が幕を開ける。■シリーズ第3作。著者らしい、凝りに凝った変則ミステリ。虚構と事実に満ち満ちた、閉じた世界の解決篇。

2014/09/08

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