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紙魚家崩壊 九つの謎 (講談社ノベルス キH- 2)

紙魚家崩壊 九つの謎 (講談社ノベルス キH- 2)

紙魚家崩壊 九つの謎 (講談社ノベルス キH- 2)

作家
北村薫
出版社
講談社
発売日
2009-03-06
ISBN
9784061826373
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紙魚家崩壊 九つの謎 (講談社ノベルス キH- 2) / 感想・レビュー

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ソラ

1話目がけっこうホラー風味だったけど、まあそれ以外はいつもの感じかなぁと。

2014/06/14

藤月はな(灯れ松明の火)

探偵と両腕が恋人同士の女の話では探偵が麻耶雄嵩氏の木更津を連想させるある意味、推理が当たっていないヘボ、女が香月に思えてなりません。現実と虚構の境目がなくなる「溶けていく」が怖かったです。「新釈おとぎばなし」では太宰治の「カチカチ山」やJ・D・カーの「めくら頭巾」が読みたくなりました^^さらには文章の読み方指導、参考の本が紹介されているのも嬉しいです。

2011/09/27

あつひめ

北村さんのいろんな面を披露したような作品に思えた。ミステリーとホラーとうふふ・・・と口元がほころんでしまう「おにぎり、ぎりぎり」とか。新釈おとぎばなしは、眠れない夜に何かお話をして・・・と親にせがんだら眠いがいろんなお話をごちゃ混ぜにして聞かせてくれたような・・・子供のワクワクした気持ちに戻って読みすすめてしまいました。「白い朝」は・・・優しい中に心が温まる感じの物語で美しく感じました。

2009/12/05

星落秋風五丈原

狂気にとらわれていくOLを描いた「溶けていく」日常の謎を描く「おにぎり、ぎりぎり」、『メフィスト』連載の「新釈おとぎばなし」「紙魚家崩壊」「死と密室」「白い朝」「サイコロ、コロコロ」「蝶」「俺の席」など、優美なたくらみにみちた「9つの謎」を収録したミステリ短編集。9編からなるミステリ短編集です。最後「新釈おとぎばなし」を除いては90年代の作品です。最近発売される北村薫さんの作品といえば、評論集的なものが多かったのですが、久しぶりの作品集。

2006/04/12

こっぺ

短編。世にも奇妙な物語に出てきそうなホラー?あり、ほのぼのミステリあり。新釈カチカチ山あり。。。「おにぎり、ぎりぎり」が可愛らしくて好き。「白い朝」は綺麗。

2009/07/20

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