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カンナ 奥州の覇者 (講談社ノベルス タS- 27)

カンナ 奥州の覇者 (講談社ノベルス タS- 27)

カンナ 奥州の覇者 (講談社ノベルス タS- 27)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2009-07-07
ISBN
9784061826564
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カンナ 奥州の覇者 (講談社ノベルス タS- 27) / 感想・レビュー

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るぴん

カンナシリーズ第4弾。失踪していた諒司に助けを請われ、甲斐は岩手・水沢へ。タイトル「カンナ」の意味らしきものにも初めて言及され、QEDのタタルさんと奈々ちゃんもちらっと登場。今回のテーマのアテルイについてもあまり知らなかったので、勉強になった。勝者による歴史捏造の影で、どれだけ貶められた人々がいるんだろう。歴史について学び考えることが、彼らの供養になるのかもしれない。諒司は結局何が目的なんだろう?甲斐を巡る貴湖と聡美の女同士の戦いが今後の見もの(*´艸`)

2020/03/10

とも

★★★シリーズもの。第四作目を初読みしてしまったが、前作との影響を受ける支障もなく物語に入り込める歴史ミステリー。本文に語られるワードにはところどころ創作が入り混じっているので錯覚を招きやすいので注意が必要。当作のテーマは、東北の非業の英雄『阿弖流為(アテルイ)』。主人公の甲斐が、アテルイとこれと日本史上の英雄『坂上田村麻呂』の秘密に巻き込まれるが、歴史の解明部分が残念なことに薄く浅い。意図的に裏の歴史を解明するよりミステリーに傾注したシリーズかもしれないが、それであれば物足りないシリーズ。

2017/12/17

zag2

シリーズ4作目で、おやおやそういう展開ですかと、思わぬ変化。こういう変化が、シリーズ物を長続きさせる秘訣なのかも知れません。誰が悪で、誰が善なのか、そもそも善悪があるのか、混沌としてきました。全部で9作あるそうなので、残り半分が見えてきたところ。次はどうなる!?

2023/10/11

よっしー

今回の旅の行き先は奥州。てっきり奥州とあったので政宗公かと思っていたら、アイヌやアテルイ関係だったのですね。どの時代であっても、葬り去られるのは敗者の歴史、そう思うと複雑ですね。そして、諒司は敵なのか味方なのか、何を目的に動き回っているのか…疑問だけが残ります。そんな中、QEDから2人が登場。そちらの作品から入った入った身としては嬉しかったです。

2023/02/17

ヘビメタおやじ

今回も、蘊蓄かなり薄目です。しかし、メインストーリーは大きく動き、アクションも派手です。そのための巻なのかと思います。想像するしかないという結論が何度か出てきます、ずるいでしょう。しかし、題名の「カンナ」の由来がやっと分かって、スッキリはしました。

2016/04/10

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