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溺れる人魚 (講談社ノベルス シC- 28)

溺れる人魚 (講談社ノベルス シC- 28)

溺れる人魚 (講談社ノベルス シC- 28)

作家
島田荘司
出版社
講談社
発売日
2009-07-07
ISBN
9784061826571
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溺れる人魚 (講談社ノベルス シC- 28) / 感想・レビュー

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ホームズ

御手洗シリーズとして期待して読んでしまうとかなり残念な感じになってしまうと思います。まずミステリではないですから・・・。島田荘司が書きたい物と「御手洗潔シリーズ」のファンが読みたい物が全く違うものになってしまっている感じでした。最近の御手洗シリーズの中でも一番ファンの期待とかけ離れた作品だと思います。

2011/01/09

たちばなあやか

表題作を含む4編からなる書籍。御手洗さんが、名前だけというか、トリックのヒントになるものだったり、あとは直接、推理したりと、活躍の場は少ない本になっています。「溺れる人魚」に関しては、あぁ、そういうことだったのか〜、というか、人間の怖さのようなものを感じました。「海と毒薬」には、石岡さんが直接的ではないものの、手紙の中の人物として登場しています。男ってズルいよね、というような作品でした。それにしても、御手洗さんの過去。どんな生活を送っていたのかなぁと思い返す作品となりました。

2021/11/23

いくっち@読書リハビリ中

わくわくする御手洗シリーズのはずなんですが・・・ 人魚にまつわる連作短編ですね。「御手洗潔が隠された史実の謎に挑む! 」とあるんですが、これはここ何年かの著者のテーマですよね。読むものほとんどがそう。トリックそのものよりも、著者の語るウンチクに読者が付き合うという感じ。一番残念なのは、御手洗が自身の口で語っていないことです。今まで追いかけてきたファンならばこれくらい付き合ってあげるのは大したことないですよ。

2009/08/07

きりを

御手洗シリーズ。といえば御手洗。ようやく新しいこのシリーズの形が見えたのかなという気もしつつ。まぁ、どちらかといえばシリーズよりも島田センセイらしいというか(笑)作家の興味を分かりやすく反映しているあたりが、近年の作風としては相変わらずというか。ただ、ミステリーという枠組みとしては相変わらず逸脱だよね(笑)まぁ、今更戻れないんだろうな…。

2010/07/05

スズツキ

後期御手洗シリーズを象徴する作品ですね。重厚なテーマなんだけど恐らくほとんどのファンは違和感を感じていると思う。自分が御手洗シリーズに求めているのはこういうのではないのです。というかこれは本当に“御手洗”シリーズなのかしら……。

2009/08/23

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