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雪の追憶 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス タT-) (講談社ノベルス タT- 29 フェンネル大陸真勇伝)

雪の追憶 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス タT-) (講談社ノベルス タT- 29 フェンネル大陸真勇伝)

雪の追憶 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス タT-) (講談社ノベルス タT- 29 フェンネル大陸真勇伝)

作家
高里椎奈
出版社
講談社
発売日
2009-08-07
ISBN
9784061826618
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雪の追憶 フェンネル大陸 真勇伝 (講談社ノベルス タT-) (講談社ノベルス タT- 29 フェンネル大陸真勇伝) / 感想・レビュー

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秋製 

シリーズ物、ファンタジー。 今回の話は、サチがらみの話がメインだった。フェンは相変わらず面倒に頭を突っ込み、テオは諦め半分で手を貸していた。サチの本名が明らかになり、彼が長らく続けていた旅は、本当の意味で終わりを告げたのだ。彼の旅自体は続いているが、もうその意味は大きく変わっている。

2013/05/17

たるき( ´ ▽ ` )ノ

再読。サチの抱えていたものが明らかになり、全てに辻褄が合う。これできっと新たに踏み出していけるはず!フェン、あなたはすごい子だ。

2024/06/16

藤月はな(灯れ松明の火)

謎めいたサチの過去の遣る瀬無さに胸が痛くなります。身に余る栄誉と周りからの期待の重圧は個を捻じ曲げられ、身を引き裂かれるほど痛みへとなるのは生きていて誰もが感じる生きづらさだと思います。そして自分が望むことを行い、その人の意志を尊重していなかったと気づく絶望も。しかし、与えられた救いが一時の光になるが過ちを繰り返すことはそれよりももっと辛いということを知っているフェンがサチに叫んだ言葉が胸に焼き付きました。

2011/09/14

お~い

前の本読んだあと、残念感が漂って期待せずに読んだのですが、いや、面白かったです(笑)。 今回はサチのお話。サチの本名とか国を出た理由とか弟の話とかが分かる本です。 サチが弟に取った行動はそうなるんだろうなという感じ。国は国のために個人を束縛する、そういう世界はいやですよね。 救われる部分もたくさんありましたが、寂しい部分が多かったですね。 ラストのサチの銀の部分は、フェンについていく口実だよなぁと思ってしまった♪ 話から推測すると、サチは30超えのような気もするのですが…

2014/06/15

呉藍

「フェンに助けられた」という人々はいままでもたくさんいて、その人たちの心理描写もあった。けれどこれまでの長い旅路の末に、こういう恥ずかしいような『勇者は側にいた』という考え方、サチが言うと感慨もひとしお。許されないまま、罪は背負ったまま、けれどサチは誰かを幸せに出来るし、自分も幸せになる資格はあるって気付いてくれてよかった。

2011/08/31

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