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三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人 (講談社ノベルス クL- 7)

三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人 (講談社ノベルス クL- 7)

三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人 (講談社ノベルス クL- 7)

作家
倉阪鬼一郎
出版社
講談社
発売日
2009-09-08
ISBN
9784061826687
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三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人 (講談社ノベルス クL- 7) / 感想・レビュー

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麦ちゃんの下僕

[館探訪・マニアック編②]黒鳥館&白鳥館:三崎にあり、尖塔を有する◇倉阪さん、恐れ入りました🙇🙇…これは凄すぎます❗この作品には主に4つの“仕掛け”が施されているんですが…その1つ目はわかりやすい上に“館の秘密”も暗示していますので、それに気付いてからはもう笑いが止まらず😂😂…ところが終盤で一転、第2の仕掛けに気付いた時には鳥肌が立ち😨😨、第3の仕掛けに気付いた時にはもう震え上がってしまいました😱😱 エピローグにも全然違った4つ目の仕掛けがあり…これはもう完成された“芸術品”ですね✨(笑)

2021/05/08

ちーたん

★★★★☆著者ご本人が作中でバカミスと明言してるけど、いやはや、これまたスゴイ本を読んだ!解決編が懇切丁寧で私のようなポンコツな読者にも余す事なくネタバレ解説してくれる笑。舞台は対に建つ『黒鳥館』と『白鳥館』で起こる復讐密室殺人劇。1人また1人と招待客を招いては消していく!幕間が挟まれ、その殺人劇は作中作だとわかるのだがその人物も同じく館に招待されたという事は?読んだ人だけが楽しめる仕掛けのオンパレード!バカミスなので誰にでもオススメとはいかないけど私は好き!倉阪さんの一本釣りの熱意に頭が下がります!

2019/11/24

aquamarine

こういうものって読む側の心構えで全く違う印象になるらしい。谷を挟んだ黒鳥館と白鳥館の様子が交互に書かれ、幕間が煽る…本格の館物を読んでいるつもりならばどんなにワクワクするだろう。しかし私はこれがバカミスだと知っていた。読むにつれ色々な違和感が館のイメージを変えていき、頭の中は私は何を読まされているんだ?状態に。謎解きが始まり、これは壁本と言われるのも…と思ったのもつかの間、その後も次々繰り出される謎解きに、もはや開いた口が塞がらない…。好きとか嫌いとか受け入れられるかどうかいう以前に「凄い」それにつきる。

2020/10/04

財布にジャック

時間つぶしに近所の図書館で1時間半で読了しました。バカミスだとは噂に聞いていましたが、これは凄いです!え~って声出しちゃいそうでしたが、し~んと静まり返っている図書館なので、ぐっと堪えました。ある意味作者の努力には頭が下がりますが、でも史上最大級のバカミスであることには異議なしです。倉阪さんてこんなのも書かれているんですね。引き出しの多さにはとことん驚かされました。

2012/05/02

HANA

馬鹿にしてるのか!!(歓喜)。著者お得意のバカミスであるが、もうここまで突き抜けてくれると唯々こちらも笑うしかないな。電書で読んだのだが、そちらだとメイントリックの主眼がどこにあるかわかるので紙で読むのがお勧め。ただそのトリックが暴かれた時、ふざけんな。馬鹿にしてるのか。から、そこまでするか。勘弁してください、もうお腹いっぱいです。まで感情が揺さぶられ、こちらとしては白旗を上げるしかない状態に。全頁に伏線があるってそういう意味じゃないような気がするが…。とあれ一度は読んで瞠目してもらいたい怪作であった。

2024/08/11

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