KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス タS- 28)

QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス タS- 28)

QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス タS- 28)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2009-10-22
ISBN
9784061826830
amazonで購入する

QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス タS- 28) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

えみ

中毒性抜群の歴史ミステリーQEDシリーズ。今回は出雲神伝説を紐解きながら、忍び集団「出雲心流」との関連性があるとみられる密室殺人を解決に導く。桑原崇、恐るべき歴史知識と探偵素質…それに付いていける棚旗奈々。実は彼女が一番すごいのでは?神々が創る伝説の解釈や、その土地の歴史に纏わる謎の提供は毎度のことながら斜め上行く上級次元。思わず溜息を吐いてしまうほどの鮮やかさ。遥か昔から現代に残るものではなく、残らなかったものを重要視する崇が解き明かす真相は、歴史の多重性を再認識させられる。と同時に可能性を楽しめる!

2023/08/05

るぴん

図書館本。シリーズ第16弾。今までのシリーズの中で、現代の事件パート部分には1番がっかり。出雲神流の正体にドキドキした分、そういうオチ〜⁈と余計に残念感が増したのかも…。歴史の謎解きパートは相変わらず驚きの連続。奈良県にも出雲という地名の土地があるのを初めて知った。出雲=島根県の出雲という図式が崩れると、古代史がかなり変わってくるんじゃないのかな。最後のおまけ的な flumen、小松崎は子持ちの女性と結婚したってこと⁈相手は沙織じゃないの?タタルの側に奈々がいなかったのも何となく気にかかるなぁ。

2017/12/31

poke

ミステリーということは忘れてしまって歴史の解釈としてうけとめたら楽しめました。神社巡りが好きなので興味を持てた。

2010/02/11

とも

★★★出雲大社の謎解きかと思いきや、訳のわからない出雲神流という忍び集団が出てきて、殺人事件が勃発。その後、出雲の地が現在の島根なのかそれとも他にあるのかの検証となっていくのだが・・・。次作でラスト、どういう結末に仕上げるのか楽しみである。

2018/04/21

ArcCosine

アイエエエエ! ニンジャ!? ニンジャナンデ!?/相変わらず祟が適当な事を言ってけむに巻く話です。なにげに奈々との関係も進展してほんの少しだけ安心しました。/エピローグの熊つ崎には結構びっくり。時間は色々と人を変えるんだなーと改めて感じた。/事件全体の落ちは結構酷いと思った。フィクションだからこれで良いのかもだけどw

2013/04/10

感想・レビューをもっと見る