池魚の殃 鬼籍通覧 (講談社ノベルス フI- 7)
池魚の殃 鬼籍通覧 (講談社ノベルス フI- 7) / 感想・レビュー
hirune
なんか本当にとんだとばっちりだよ。大体彼女に暴力を振るい、振られたからって当てつけのように自殺するような男は拒絶して当然だし、気に病んでやることなんて全然ないのに…。自分を責めるより怒るべきだよ。龍村先生、伊月、ミチルが自殺の止め方を語っているのですが、三者三様で面白かった。あと、「ホネドクトル」傑作でしたね☆
2014/05/16
扉のこちら側
初読。2014年302冊め。もう続きは出ないかと思っていたシリーズの新刊。装丁が既刊とガラッと変わっていて驚いた。法医学ミステリである以上、必ず亡くなった人が出てくるわけだが、登場人物達が真摯に生死に向き合っている姿に好感がもてる。
2014/04/11
はつばあば
ミチルは作者と同じ道流なのかなぁとつらつら思いながら。法医学を学ぶ彼女と龍村はいつもが死との対峙。生に対してとても真摯な考えを持っている。そんな二人の先輩を持つ伊月。筧と伊月はBLではないにしろ、ミチルさん共々いい友情で繋がっていて欲しい。この「鬼籍通覧 」って癖になります。あと2冊・・購入しない11月の予定が初日から崩れた( ;∀;)。法学部を出て弁護士になるより、嫌われる検事に。医学を志したなら儲かる医者も良いが法医学をと。両方共お世話になりたくはないが、人生は一回こっきりなんだから若い年代お試しあれ
2016/11/01
papako
ものすごく久しぶりのシリーズ。覚えてるか?と不安でしたが、すぐに思い出せました。軽妙な会話の文章ですが、今回も引っかかる事件ですね。ミイラの腕と暗闇に閉じ込められた伊月とミチルさん。その意図とは?自殺した佐川にも、閉じ込めた中島にも共感できない。身勝手すぎる行動ですね。中島、自分の後悔を人に押し付けるな!まだ続くのかしら?さてさて次は『い』←また。
2015/11/08
真理そら
このカバーイラストは伊月?ミスチルの桜井さんに似てないけど。このシリーズの最新刊で2014刊。設定はそのままで時代が変わっていきなりミチルたちはスマホを持って登場。確かに本物の暗闇というものを知らないということに気付いた。タイトルの意味はざっくり言えば「とばっちり」ということらしいけれど迷惑な話だよねえ。これもホラーやオカルトではなかったのが寂しい。バナナマン(高倉拳)の影響でバナナチップを買ってしまった…。
2022/01/08
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