同期 (講談社ノベルス コC- 25)
同期 (講談社ノベルス コC- 25) / 感想・レビュー
makimakimasa
タイトルが気になって(今週は久々に会社の同期飲み予定あり)。警察小説を初めて読んだ。刑事と組対と公安、その関係とか役割や性格が分かって勉強になる。本庁の方が所轄よりどうとか、そうした縦社会含めた仕事の厳しさも。主に通勤電車内で読み進めながらハラハラな展開で、右翼の元締めから安保やら国家やらと話が大きくなり、期待してた以上にずっと面白かった。でもこれって突き詰めたら、組織が無意味に情報共有を怠ると話が余計ややこしくなって無駄な労力かかりますね、っていう実はシンプルなストーリーの気もした。
2016/02/21
くまんちゅ
同期の警官の絆の物語であると同時に半人前だった宇田川が一人前の刑事になっていく成長物語にもなっている。その宇田川と蘇我だけでなく、ベテランの植松や土岐など個性あふれる刑事の面々がいい。事件は複雑に入り組んでいて、すっきり全面解決というわけではないがそれでも宇田川が刑事として自分の仕事に誇りを持つラストは爽やかな読後感を与えてくれる。
2011/08/18
今夜は眠れない
再読
2016/10/14
カラヤ3
公安の奥深さとそれに対しての刑事の捜査活動との軋轢が描かれていて興味深く読んだ。終末部分でようやく捜査本部が一体となって動きだし事件解決に向かったが、田端捜査1課長が出てきたのは嬉しかった。
2016/02/07
takahiko
同期という特別な絆。登場する個性的な刑事たちが生き生きとしています。読みやすくテンポよく、ストーリーがぐんぐんと加速していきます。面白かった警察小説でした。
2011/08/12
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