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罪深き海辺 (講談社ノベルス オC- 10)

罪深き海辺 (講談社ノベルス オC- 10)

罪深き海辺 (講談社ノベルス オC- 10)

作家
大沢在昌
出版社
講談社
発売日
2011-07-07
ISBN
9784061827875
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罪深き海辺 (講談社ノベルス オC- 10) / 感想・レビュー

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ゴールドアッシュ

周りに影響されることなく常に冷静沈着でブレない精神を持つ干場は魅力的だったが、彼の心情が明かされないまま話が進みラストでやっとその理由がわかった。果たして主人公は誰だったの?勝手に盛り上がって読み進めていたので終わりが味気なかったかな…。

2015/07/18

ケンメイ

★3 千葉県らしき港町を舞台に、流れ者干場の登場でヤクザと町の有力者の利権争いに火を注ぐ。あまりハラハラ感は無く結構淡々と物語は進み、ラストでなるほどと思わせる。

2014/05/23

ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。

大沢さんの作品の中では、最初に本格的ハードボイルドを納得する迄読み込んだ。その後、内容の軽い物、目先の変わった物、そして短編集等が暫く続いた。今度の作品は、新宿鮫バリの超本格的ハードボイルドだ。小さな漁業中心の鄙びた町に現れた1人の男。何処かピントが少しズレている風。この男、莫大な遺産相続人かも?この男の出現で、小さな町に一大暴力団抗争が始まる。うだつの上がらない老刑事、謎の女性警察署長、2ツの暴力団幹部の人物、周りを取り巻く人達は魅力満載。本の内容はそれ以上。良い時間を貰えて感謝、感謝∼∼😆😆

2019/05/28

トッチ

町の殿様と呼ばれた、天涯孤独の富豪の甥が街に来た?! その甥っ子、変な魅力を持っていて、色々な人から好かれていくのも面白いのですが、謎も多く。 そして町も、廃れた町なのに、赤字のアリーナがあり、それが今回の事件に大きく関わっていく訳で。(不審な死もたくさんあり) 事件を追う刑事視点と、甥っ子視点から物語は進んでいきます。 大容量な本なのですが、事件は田舎町で淡々と進んでいき。飽きもしなかっかったのですが、夢中になるということも無く。(それはそれでまた面白かったです)

2024/06/30

ざび

往年の大名作「眠たい奴ら」あたりの雰囲気もありましたが、何となくほのぼのしてしまいました。主人公があまりにも余裕かましていたせい。剣呑な経過なのにね。

2012/08/19

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