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さよならファントム (講談社ノベルス クM- 8)

さよならファントム (講談社ノベルス クM- 8)

さよならファントム (講談社ノベルス クM- 8)

作家
黒田研二
出版社
講談社
発売日
2011-12-01
ISBN
9784061827882
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さよならファントム (講談社ノベルス クM- 8) / 感想・レビュー

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雪紫

電子書籍にて読了。大事故のせいでピアノを弾けずに絶望中のピアニスト。自分にだけ見えるクマのクーニャが皮肉を垂れる中妻が浮気したと思い込み扼殺。彼は自殺を試みるが・・・。アッちゃん、絶対浮気誤解だよ・・・。そんな彼が絶望中だから毒舌クーニャやココロちゃんの掛け合いに癒やされるけどこうかな。でもそうするとこれが矛盾するな。と、色々考えて思考の迷宮に。予想のひとつが当たった・・・かと思いきや別の展開に背負い投げ。ええ。いや、動機がぶっ飛んでるとは思いきや、伏線回収込みでこうなるとは・・・。クーニャ、良いキャラ。

2024/05/11

koma-inu

4点 「死神が登場するが、ファンタジーでは無い」「名探偵は登場しないが、本格ミステリ」という帯に相応しい作品。中心となる○○が○い事は、全編に記載あったのか〜と驚きました。ある一点の隠蔽された事実を開示する事で、ファンタジーからミステリに変わる手法が秀逸でした。生きる希望を見出し、タイトルに意味を込めたラストが、非常に印象的です。

2021/11/21

マムみかん(*感想記入少なめです*)

確かに、ホラーでもファンタジーでもなく、ミステリーでした! 初っ端からぬいぐるみのクマが喋りだすし、しかもそれは主人公にしか見えない。 絶望の淵にある主人公は、このクマを死神だと思っている…。 このクマとの掛け合いでストーリーが進んで行くので、どうやって本格ミステリーになるのか心配だったんですよ(笑) なるほど、そういう事でしたか。 もう一度読み直すと、事故や殺人や爆弾魔について等、ちゃんと説明がつけられていますね。 とにかく、○○オチじゃなくて良かったわ(笑)

2012/02/29

ren5000

本のタイトルから読み出してなんとなくオチはわかってしまったけど、そこそこ面白く読めました。内容的には重い話なんだろうけど文章が明るいので読みながら暗くならなくてよかった。

2015/03/25

kowalski

う~ん、そうだったのか。最初に感じた部分が徐々に無くなっていくけど、ものすごい違和感にさいなまれていました。最後に来て納得ですね。それにしても、奥さんよくついてこれましたよね。あんな情けない亭主なら捨てられても仕方がないけどね。

2012/02/23

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