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人面屋敷の惨劇 (講談社ノベルス イR- 1)

人面屋敷の惨劇 (講談社ノベルス イR- 1)

人面屋敷の惨劇 (講談社ノベルス イR- 1)

作家
石持浅海
出版社
講談社
発売日
2011-08-04
ISBN
9784061827905
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人面屋敷の惨劇 (講談社ノベルス イR- 1) / 感想・レビュー

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W-G

館ものというより、作者自身が言うように『石持館』ものなのだろう。館もののコードはほとんど使用されず、石持氏独特の行動原理に基づいて動く登場人物たち。特に亜衣の態度や、周囲の彼女への気の使い方は全く理解出来ない。狂気?ともちょっと違う独特過ぎる空間で、独特過ぎる行動をとって変に話を拗らせただけのような事件。少ない登場人物で、その中でも露骨に嫌な奴感発しているモブ設定が数名いるので、真相に驚きはない。解決編もロジカルではあるが、いつでも警察呼べてちょっと調べてもらえば分かる犯人なので、あまり盛り上がれない。

2017/04/10

ダイ@2019.11.2~一時休止

連続幼児失踪事件の被害者家族が容疑者の家に乗り込む。トリックの一部に無理があるよう気がする・・・。スケッチブックの所はもはやホラー?。

2015/12/01

財布にジャック

題名からして「人面屋敷」ですから、それなりに覚悟はしましたが、予想通り怖くて嫌な話でした。怪談的な怖さを想像していましたが、そういう怖さとは異質のものではありましたが、食欲減退しちゃう感じのお話でした。そして、毎回石持さんの感想にお約束のように書いちゃうんですが、石持さんにはここらで是非ともいい話を書いてもらいたいです。

2011/08/09

藤月はな(灯れ松明の火)

十年前の児童失踪事件の失踪した児童達の親は、誘拐した疑いの高い資産家、土佐の基へ乗り込む。だが虐待や「この子さえいなければ・・・」と思っていた親達の心を逆撫でするような土佐の言動によって殺されてしまう。ところが美少女の「お父さんは助けてくれた」という言動から事態はとんでもない方向へ。怜悧なロジックは良いもののエゴ塗れの親たちが酷すぎる・・・。特に子供がいなくなってから成功した美奈子の子供を求める理由はラストの白々しさと相俟って不快そのもの。子供への親の願望にこう言いたい。てめぇの知ったこっちゃ、ねぇよ。

2013/11/04

ダケちゃん

碓井優佳シリーズの石持浅海先生の作品でずっと気になっていた一冊! 正直館ものとしてはタイトル負け感がいなめない(--;)あと全員が怪しい感じのキャラ設定なのでディスカッションパートももっと白熱するかと思ったし、怪しげな美少女ももっと驚愕の謎を与えてくれると思ったのに肩透かし感ハンパない。。 ラストも無理くりのハッピーエンドにしてあるけどモヤモヤ残る(-_-;)ページ破れてなくなってるかと思った(--;) 不満ばっか書いたけど、石持先生のアイルランドの薔薇とか月の扉とか碓井優佳シリーズなんかはおすすめです!

2019/07/04

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