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童話を失くした明時に 薬屋探偵怪奇譚 (講談社ノベルス タT- 35 薬屋探偵怪奇譚)

童話を失くした明時に 薬屋探偵怪奇譚 (講談社ノベルス タT- 35 薬屋探偵怪奇譚)

童話を失くした明時に 薬屋探偵怪奇譚 (講談社ノベルス タT- 35 薬屋探偵怪奇譚)

作家
高里椎奈
出版社
講談社
発売日
2011-09-07
ISBN
9784061827929
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童話を失くした明時に 薬屋探偵怪奇譚 (講談社ノベルス タT- 35 薬屋探偵怪奇譚) / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

うつくしい夢を見てた。夢中で追いかけていたのに横から取り上げられてはっと我に返る。仄かな違和感。パーカーのフード、揺れる二匹のあやかしと、ざくざくに切ったセピア色の髪。共に過ごした時と、別れて過ごした時。微妙な空気感。探偵と助手の雰囲気に引き込まれるまま読み進めれば、いくら待っても出てこない見知った人。違う世界に迷い込んだと気づいた時。見渡す空の端、夜明けが始まっていた。あの夢物語を記した内容は書き換えられて、童話を失くした明時に、僕らはただ茫然と立ち竦んでいた。けれど、忘れない。そこにあった物語の事を。

2012/02/28

hirune

探偵としての能力は低いらしいけど、鬼鶫さんはなかなか侮れないらしい。調査員としては結構優秀だよね?そして最後に美味しいところを持っていくのは、秋をも凌ぐ才能かも⁇それにしても陽一朗祖父さんは人迷惑なジジイだったね。。

2015/05/21

藤月はな(灯れ松明の火)

インターネット上のコミュニティに対して弁論する陽太にリべザルが言った言葉に温かくも切なくなります。座木のアルコール・ワードは健在(笑)そして北山猛邦氏の音野君とは真逆の探偵未満なのに探偵オーラ満載の鬼鶫さん。私は正直、探偵能力はないのに探偵面をする本格ミステリー馬鹿とか探偵狂いは蹴飛ばしてやりたい位、大嫌いなのですが彼は面白いので好きです^^しかも日に当たれないけれども妖怪や人間の立場を辛辣な言葉も交えつつも慮る秋を悔しがらせるほどだから・・・・鬼鶫さん、恐ろしい人!!(笑)

2012/02/02

きゅーま

持ち込まれた依頼の調査に不安を覚える探偵助手佐々から依頼を受けた秋は、内容が変わるという不可思議な本の謎を解くため新潟へと向かう。今巻は番外編のようです。秋君ご一行は新潟へ。新潟ローカルネタが随所に盛り込まれていて楽しめました。ナポリタン食べてみたい。リベザルも座木も原型で動き回るのでとてもかわいらしかったです。相変わらず人間よりも人間の心情に寄り添える座木とリベザル。人の気持ちを慮れるってすごく大切なことだと思います。見習わねば… 自信満々天然ボケな探偵鬼鶫もいい味出してました。

2012/02/01

眠る山猫屋

これは好きかも。雰囲気探偵との勝負、面白かった。好敵手で商売敵、再登場はないのかなぁ。しかしまるっきり雰囲気だけの雰囲気探偵、ある意味素晴らしくカッコイイですね!秋たちも振り回される訳だ!

2015/05/09

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