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五色沼黄緑館藍紫館多重殺人 (講談社ノベルス クL- 9)

五色沼黄緑館藍紫館多重殺人 (講談社ノベルス クL- 9)

五色沼黄緑館藍紫館多重殺人 (講談社ノベルス クL- 9)

作家
倉阪鬼一郎
出版社
講談社
発売日
2011-09-07
ISBN
9784061827974
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五色沼黄緑館藍紫館多重殺人 (講談社ノベルス クL- 9) / 感想・レビュー

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ちーたん

★★★★☆「普通の人はバカミスなんて読まないんだよ。喜んでるのは一部の変態だけだ。(p.22)」【あらすじ】五色沼の程近くに並んで建つ黄緑館・藍紫館。館のお披露目パーティーに招かれた4人の招待客は次々にダイイングメッセージを残し死んでいく!◆変態諸君、倉阪ワールド全開のバカミスだ!今回は小ネタがかなり盛り込まれてて見逃したものもあり!もうね正直、面白いとかは一切保証しないwただただ倉阪さんの魂宿る執念に脱帽し愛でる作品♡誰もいない部屋で執筆してる姿を想像しては後ろから抱きしめたくなる♡そんな作家さんw

2020/09/08

HANA

バカミス。吹雪の館に閉じ込められた客人が、一人また一人と殺されていくというクローズドサークル。なのだが、こちらはそんな物そっちのけで仕掛けを探すのに必死でした。今回も電書で読んだのだが、形式の時点で仕掛けがあるのは明々白々、依って頁を捲るごとに探しながら読んだのだが…わかるか、こんなの!!微妙に変な言い回しがあるの、その為か。あ、肝心の殺人トリックですが今回も楽しませてもらいました。特に第二の殺人のトリックはゲラゲラ笑いながら読むハメに。悪戯の動画でこういうの見たことがあるぞ。いやあ、今回も楽しかった。

2024/09/01

ばりぼー

正々堂々とバカミスを名乗っていますので、できるだけ予測や推理をせずに、無心で読んでそのバカさ加減を笑ってやろうと思っていましたが、いやぁ、ぶっ飛んでます。第一の殺人、第二の殺人の謎解きでの、外から来る怪物や便所のトリックなどは脱力もので、苦笑すら浮かびませんでしたが、その後に待ち受ける壮大な仕掛けには圧倒されました。必ずしも「面白い」とは言えないところが残念ですけど、ここまでやるかという程の氏の無駄な情熱の燃やし方には敬意を表します。カーの「魔女が笑う夜(わらう後家)」を無性に読みたくなりました。

2014/07/15

あああ

え?え?何これめっちゃすごいんですけど!――と言うのが正直な感想です。いや、大袈裟じゃなくほんとすごいんですよ。これで読書感想文書きたいくらいに。今年の夏の感想文、これでいこうかなと、本格的に思ってます。ですので(もちろん、そうじゃなくてもですが)詳しいことは言えません。だけど、ほんと、これだけはどうしても伝えたいんです。こう言うのが苦手な人もいるだろうし、読了後壁に投げつける人もいるかもしれない。ですけど、まず――。『なんでもいいから、一回読んでみてください!』。これだけです、私が言いたいのは。

2018/06/26

キキハル

タイトルの漢字の多さと長さに惹かれて読んでみた一冊。どうもバカミスというジャンルらしいが、感想を一言でいうと「後出しじゃんけんはずるいやろ。セコすぎるやん!」でしょうか。騙されまいと気を張り詰めて読んでいた私の集中力は後半あえなく霧散、脱力してしまいました。がしかし、ちゃんとミステリーになっています。それどころか緻密に計算された仕掛けがすごい。よくもまあここまでマニアックに、と違う方面で感心しました。きっと大変なご苦労が・・・。ネタバレになりそうなので書けませんが、本当に無駄に素晴らしいミステリーでした。

2011/09/16

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