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天使の報酬 外交官 黒田康作 (講談社ノベルス シO- 2)

天使の報酬 外交官 黒田康作 (講談社ノベルス シO- 2)

天使の報酬 外交官 黒田康作 (講談社ノベルス シO- 2)

作家
真保裕一
出版社
講談社
発売日
2012-01-06
ISBN
9784061828155
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天使の報酬 外交官 黒田康作 (講談社ノベルス シO- 2) / 感想・レビュー

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ALATA

サンフランシスコで日本人の霜村瑠衣が失踪した事件に法人保護担当領事・黒田耕作が派遣される。事件はボリビアで事故死した兄、そして厚労省の幹部だった父親が絡み不審な動きをみせる。10年前に書かれたのにコロナウィルスによるテロ、ボディ・ロンダリングによる経歴詐称など真保さんの先見性に瞠目。おなじみの安達佳苗技官、片岡次官の登場で霞が関で暗躍する高級官僚の剛腕ぶりが痛快でした★3※フリージャーナリストの失踪、誘拐コンゲームなどミステリー要素あり興味を誘うストーリーが展開するも、終盤やや失速した感。

2022/07/16

miki

真保裕一の外交官黒田シリーズ。 外務省、警察、政治家や世界を又にかける製薬会社のきな臭い事件がどう繋がっているのか。このシリーズにしては殺される人の数が多いような気がする。からくりは複雑にされているようだが、しっくりこないまま終盤へ。終わったかと思いきや、ようやく最後のピースがはまる。が、すっきりもしないし不必要に絡みつかせた感じが否めない。黒田が省益やしがらみに嫌気が指して外務省を辞めないことを願う。2012年の作品で「風邪程度のコロナウイルス」が登場していることに少し驚き。

2021/05/04

詩界 -うたか-

#読了 サンフランシスコで娘の瑠衣と連絡がつかない——との連絡を受けて足を踏み入れた黒田たちと、窃盗容疑で入った刑事たち。果たして彼女はどこへ消えてしまったのか。久しぶりに日本に戻ることになる黒田を待ち受けていたのは——ジャーナリストの死だった。◆ドラマと全然違ってて、こっちの方がある意味シンプルで分かりやすいかなと思いつつ色々事情があってああなったのだな、と認識しつつ。真保さんでありながら、真保さんらしい密度が少なく感じてしまうのはなぜだろう。

2019/12/01

kinghaya

★ 文庫を読了。なかなか入り組んでて、わかりにくさはあったか。

2021/03/15

里理

犯人やそこに至る事件の背景が気になるような構成。複数の人物がどう絡んでくるのかも読んでいて気になり、半ば急ぎ足で読んでしまった。省庁同士の対立も面白かったのだけど、実際こんなのだったら嫌だな。利権って何だろうとしみじみ。

2012/04/09

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