名被害者・一条(仮名)の事件簿 (講談社ノベルス ヤP- 1)
名被害者・一条(仮名)の事件簿 (講談社ノベルス ヤP- 1) / 感想・レビュー
雪紫
「この作者、ミステリにもアニメにもどっぷり浸かってるわ。」明智小五郎やポアロが実在した世界。だが名探偵もいればこの世界、阿呆な理由で殺人未遂にあいまくる名被害者もいる訳で・・・それはそんなオタク少女と(時々変態な)お莫迦犯人(候補)達とのコメディである。一条が冷静オタクな分、作中の応募ミステリのクソミスっぷりや、お色気アニメ紹介にどん引きぶりが際立つので、殺されるならガチイエローさんが一番マシに見える。・・・ラストで目が点になるが、これだけは言わせて。アニメ大好き過ぎるだろ!特に「WORKING」!
2023/06/26
true10vv
「名被害者」という耳新しい単語に惹かれて、思わず購入…巻末にそれっぽいイラストがあって「ラノベ?」と思ったり。私はあまり下ネタが好きではないのですが、事務的に卑猥な言葉を発するシーンは面白いような…。「名被害者」ならではの事件と、名探偵ではないゆえの解決法が、私は好きです。最後の書き下ろしはぶっ飛びすぎている感じがしましたが、この読メの感想を見る限り、それが作者さんの持ち味なのかな、と。いろんなパロディネタがあるのだと思うのですが、その半分もわからなかったので、面白さを十分に堪能できていない気もします。
2013/06/12
もくもく
ほめ言葉として「実にバカバカしい本でした」。全体としては、数多あるラノベ作品へのパロディになっているんでしょうか? ミステリー&オタク&SF系の小ネタ(全部理解できたとは思わないけど)が散りばめてあるようで、そっち方面への目配りをしつつ、文字で表現した不条理系ギャグマンガといったところかと思いました? 作者の意図したとおりに面白がることが出来たのかどうかはちょっと不安です。
2012/07/31
まつじん
ミステリだと思って読んでみたら・・・何かのパロディでした。う~ん、微妙ッス。自分は結構ヲタクですがついていけない部分もかなりありました。ディープ過ぎます、山本弘先生は。ハチャハチャ小説としてノーテンキに楽しむにはイイもんです。
2012/05/03
miroku
馬鹿馬鹿しくって良い♪ ゆるゆるで良い♪
2013/11/11
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