KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社ノベルス シN- 1)

眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社ノベルス シN- 1)

眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社ノベルス シN- 1)

作家
周木律
出版社
講談社
発売日
2013-04-04
ISBN
9784061828728
amazonで購入する

眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社ノベルス シN- 1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

🐾Yoko Omoto🐾

異形の館、クローズド…と来れば、当然ながら度肝を抜くトリックや意外な真犯人への道のりに期待が高まる。図説が多いので核となるトリックは易しめだが、盲点のトリックについては探偵役の天才数学者が解くに相応しい秀逸さ。ただ、各界の天才という位置付けの登場人物たちが持つ思想が高尚すぎて動機など現実離れしており、やや置いてけぼりを喰らった感も。また微妙に腑に落ちないいくつかの記述についても、ラストの真相で納得せざるをえない仕組みになっているのが苦笑を誘う。全体的には読みやすく、ベタではあるが面白かった。次作も期待。

2014/04/09

W-G

コッテコテの新本格が読みたい気分になったので。期待していた通りの系統ではあったのですが・・・期待値はちょっと下回りました。森博嗣さん以降の天才観っていうのか、実はあまり好きではないんですよね。せめてトリックでも度肝を抜いて欲しい。

2016/03/20

さこぽん

<変てこな館> <見取り図> <変死体> ときたらもう読まずにはいられない。わくわく♪する。 目玉を模した館 <眼球堂>、その仕掛けが大掛かりでびっくりだ! しかもラストもびっくりだ! ただ残念だったのが、数学と建築学のうんちくが長すぎるし、登場人物に深みがなく、ただこのトリックが描きたかっただけなのかなぁって思った点。 でもまぁおもしろかったので、夏にでる新作も読むでしょう。 メフィスト賞受賞作。

2013/06/24

そのぼん

・・・!?えぇー、そうなんですか、!?なんちゅうトリックやねん!ビックリしました。王道の館もののミステリーなのかと思いきや・・・って感じでした。摩訶不思議な建造物で起こる殺人事件が描かれていました。

2013/07/09

yumiDON

眼球堂に集められた各業界の天才と呼ばれる者達、そこで起こる連続殺人。眼球堂、いいですね。素敵な舞台です、歩いてみたい。トリックも美しく、ミステリーとしては良質でよかったです。ただ、各業界の天才達は特にカリスマ性や天才っぷりを発揮する場面はありませんので、そこについてはあまり期待しないで下さい。犯人も傲慢で動機がひどい。最初からその片鱗は見えていたけど、「神の視点」を得ることでこんなにまで奢ってしまうなら、私はいらないな。

2016/10/21

感想・レビューをもっと見る