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匣の中の失楽 (講談社文庫 た 27-1)

匣の中の失楽 (講談社文庫 た 27-1)

匣の中の失楽 (講談社文庫 た 27-1)

作家
竹本健治
出版社
講談社
発売日
1983-12-01
ISBN
9784061830998
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匣の中の失楽 (講談社文庫 た 27-1) / 感想・レビュー

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Jimmy

ミステリ終活の再読「四大奇書」の最後を飾る匣ですが、もう超傑作。全然奇書などではなく、虚無でも全然アンチじゃない、と申しましたが、ド本格の最上の王者かと。入れ子構造と壁抜け物理学のみ覚えていましたが、メインアイディアの入れ子を5章で済ます所なんぞ、アイディアに酔ってないのがすごい。推理合戦は虚無、蘊蓄は黒死館、作中作はドグラと、オマージュというか乗り越える意気込みというか。大学生の時に初読した際は途中で何か怖くなって四畳半一間の下宿で震えていましたが、40年ぶりの再読はただひたすら面白く楽しみました。

2024/10/06

もぐもぐチョビたん

ドグラマグラ以来の衝撃(゜◇゜)読み進めていくうちに頭を整理する気も失せた(笑)すごく面白い造りになっているんだけどトリックや密室解明に物足りなさを感じざるをえない。その曖昧さが売りなんですと言われれば言葉もないんだけど( ̄▽ ̄;)なので人を選ぶと思います。命名が興味深い。

2014/02/13

Jimmy

30年前に何気に手にしてノックアウトされた奇跡のミステリ。新本格前夜なのにこんなド本格に出会えて幸せだったあの日。

ゆかむ

最初は、なんて読みにくい本なんだろうと思ったけど、最後は、読んでよかった!!という感想になりました。

2011/03/29

Kom

あとは黒死館

2009/09/01

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