修身のすすめ (講談社文庫 た 32-1)
修身のすすめ (講談社文庫 た 32-1) / 感想・レビュー
Takayuki
尊敬する人生の大先輩に勧められた本。その尊敬する生き方のルーツの一つに触れられた気がして強く印象に残った内容だった。人間の黄金律は、“人にしてもらいたいことを、人にしてあげる”こと。「勤倹・貯蓄、正直・中庸、感謝・報恩」が、修身を行う上での必要な行動指針。個が修身を実行することで、家が斉(ととの)い、国、世界が良くなる。Win-Winや、素直に感謝すること、中庸という中立かつ柔軟で強い態度の重要性など、現代では疎かになりがちなことを的確に述べている。自分のため、そして周囲のためにも実践していこう。
2013/03/10
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