煙の殺意 (講談社文庫 あ 22-2)
煙の殺意 (講談社文庫 あ 22-2) / 感想・レビュー
bluemint
どれも奇妙な味の動機を持つ推理短編。著者のユーモア感覚はあまり好きではなく、「開橋式次第」での長いドタバタに辟易していたところ、それが伏線でまんまと騙された。その他にも、物凄い大事件になって終わる「紳士の国」や、反転が鮮やかな「椛山訪雪図」、呆れた殺人動機の「煙の殺意」、狐付きと言われた若妻がめでたい生涯を送った「狐の面」など、絶対に推理できない推理小説だ。
2021/01/04
ひとえ
収録された短編はどれも読みやすかった。赤の追想、狐の面は面白かった。
2018/02/02
estis
どれも泡坂妻夫的な物語。 「紳士の園」が一番怖ろしい。 「閏の花嫁」はこの中では異色。
2014/08/26
てまり
謎も論理もあるんだけども、外観はいずれもストレートな推理小説ではなく、小粋な短編小説といった感じ。
2011/12/12
丰
Y-20
2005/01/19
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