マッチ箱の人生 (講談社文庫 あ 4-7)
マッチ箱の人生 (講談社文庫 あ 4-7) / 感想・レビュー
KAZOO
13の短篇が収められていますが、ミステリー仕立てのものが多い気がします。ブラックユーモア的な感じのもありますが、押しなべて考え方などの違いをさまざまな角度からみたものが多いような気がします。私は表題作は他の作品集などにもあったりしたので何回かの再読ですがかなりいいと思っています。
2015/08/03
saga
【再読】浮気(今なら不倫だね)、教育ママ、押売り消火器、黒電話……昭和の世相を反映させたショートショート13編。懐かしくは感じるが、著者お得意のブラックジョークはおとなしめ。解説は著者の弟子の女流作家。その解説の中で「この短編集は…『女は怖い』というのがテーマ…」と書かれていたが、読み終わるまでそのことに思い至らず。最後の「熱病」が好みかな。自分の願望をたった一度だけ叶えてくれる異世界のお話で、最初は息子、次に自分(夫)、最後に妻がそれぞれ異世界を経験して、なんとなく雰囲気が変わる結末が良かった。
2024/04/29
takaC
「古めかしいけど粒ぞろい」または「粒ぞろいだけど古めかしい」。ナウくはない。(笑)
2014/12/09
北風
初読みの作家。官能色の強いブラックユーモア作品集です。面白い話と、つまらない話の差が激しすぎる気がしました。ちょっと続けて読もうって気にはなりませんでした…。黒電話の話はよかったんですけどね(ベタベタでしたが)
2015/04/01
背番号10@せばてん。
1990年8月12日読了。あらすじは忘却の彼方。(2023年9月2日入力)
1990/08/12
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