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愛憎の檻 (講談社文庫 ふ 2-5 獄医立花登手控え 3)

愛憎の檻 (講談社文庫 ふ 2-5 獄医立花登手控え 3)

愛憎の檻 (講談社文庫 ふ 2-5 獄医立花登手控え 3)

作家
藤沢周平
出版社
講談社
発売日
1984-11-01
ISBN
9784061833869
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愛憎の檻 (講談社文庫 ふ 2-5 獄医立花登手控え 3) / 感想・レビュー

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s-kozy

シリーズ3冊目。登が医師としても人間としても成長してきている。一度囚人となると釈放されてもそこからレッテルを剥がして這い上がるのは難しいのかもと考えさせられる。そんな中で「不しあわせな者には、いつかはしあわせになる権利がある」と一肌も二肌も脱ぐ登が熱い。登自身にしあわせになってもらいたいなぁ。

2014/02/03

大阪魂

獄医立花登手控え3冊め。相変わらず囚人に頼られ、でも頼った囚人は殺されてしまう、その仇、むささびの七蔵をはじめとする悪人を柔術を駆使してつぎつぎ倒してく下町のヒーロー登。こんだけ活躍してたらもっと奉行所とかの覚えめでたくなるんちゃうかなあっておもうねんけどなあ…でもおちえとの仲もどんどん近づいてくし、このまま最終4巻めにはハッピーエンドかなあ。でも男運の悪いおあきとの約束、どないなるかも気になるところーそういう意味で「奈落のおあき」が一番楽しめたかな。さあ次で完結!たのしみ!

2018/07/06

ろし

獄医立花登手控え③ 今回は特に登の柔術の技が冴えわたる。そこまでしなくても良いのではとも思うが、やはり其れくらいの悪党がごろごろしているということなのか。私は登の、お節介が過ぎる「白い骨」が良かったな、プイと家を出て音沙汰なしのろくでもない亭主を、すんなり受け入れる女房に恐れ入りました。亭主のお骨を納めるために、綺麗な旅姿を見送る登、清々しい気持ちで読み終えた。 【海坂藩城下町 第三回読書の集い冬】

2017/12/22

けいこん

3冊続けて読んだので、ちょっとダレてきた感じ。短編集でありながら、登の周囲の人達が少しずつ成長して、大人の世界に脚を踏み入れて行く。登自身も、理想を追いかけるだけの若者ではなくなっていく。哀しいような、微笑ましいような、複雑な心境。偶然近所の顔見知りが牢獄に入り過ぎなのと、囚人がなんで医師の登に悪事についてチクるのかが、よくわからんのぉ。でも面白いから読んじゃう。

2015/12/15

mattya

今回の後書きを読んでえらく納得してしまいました。坊っちゃん時代劇そうだよなぁとか、主人公がヒーロー過ぎるとか、時代背景上仕方ないとか、、、なぜ面白の分かった気になってます。(^^;;

2015/10/11

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